

新国立劇場 開場20周年記念 2017/2018シーズン
オペラ「ばらの騎士」/リヒャルト・シュトラウス
Der Rosenkavalier / Richard STRAUSS
全3幕〈ドイツ語上演/字幕付〉
オペラパレス
愛の陶酔と別れ。この上なく贅沢な極上の音楽に酔う
R.シュトラウスがウィーン上流社会を舞台に、過ぎゆく時への想い、そして若い恋人たちの新しい愛を優美で豊麗な音楽で描いた絢爛豪華な人気作。劇作家ホフマンスタールとR.シュトラウスの名コンビによる最高傑作である本作品は、あらゆるオペラの中でも最も贅沢で美しく、なかでも、第2幕の銀のばらの献呈シーン、終幕の三重唱は、観るものを陶酔の世界へ引き込む決定的な名場面です。細やかな人物描写に優れたミラーの演出は、舞台を初演から1年後の1912年に設定し、戦争を目前に当時の聴衆が感じていた「時代の移ろい」の感覚をも作品から引き出しています。
メルベート、アタナソフ、シュルツら魅惑のキャストが集結
元帥夫人役は現代最高のドイツ人ソプラノのひとりリカルダ・メルベート。オクタヴィアン役は、2015年この役で颯爽と新国立劇場にデビューしたステファニー・アタナソフです。ゾフィーには、ザルツブルグ音楽祭、バイエルン州立歌劇場などに次々とデビューし、今最も聴きたい若手歌手のひとりであるゴルダ・シュルツを迎えました。オックス男爵役はユルゲン・リン、ファーニナル役はクレメンス・ウンターライナーと、2015年公演で好評を博した二人が再登場します。指揮は正統派ドイツ音楽の継承者である名匠ウルフ・シルマー。豪華布陣による『ばらの騎士』にどうぞご期待ください。
ニュース
- 2017/2018シーズン オペラ「ばらの騎士」出演者変更のお知らせ
- 2017/2018シーズン オペラ ラインアップを発表しました。
動画
ダイジェスト映像(2007年公演より)
公演日程・チケット
公演日程
- 2017年11月30日(木)18:00 オペラパレス
- 2017年12月3日(日)14:00 オペラパレス
- 2017年12月6日(水)14:00 オペラパレス
- 2017年12月9日(土)14:00 オペラパレス
...
- 託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。
- 予定上演時間:約4時間(第Ⅰ幕70分 休憩25分 第Ⅱ幕60分 休憩25分 第Ⅲ幕60分)
- ※時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィ
スまでお問い合わせください。(11月27日更新) - *開場は開演の45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
- *12月6日(水)は3階・4階の一部に学校団体が入る予定です。
チケット料金(税込)
席種 | S席 | A席 | B席 | C席 | D席 |
---|---|---|---|---|---|
料金(税込) | 23,760円 | 19,440円 | 12,960円 | 7,560円 | 4,320円 |
○クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。
Z席 1,620円
今すぐチケットを購入する
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03-5352-9999
前売り開始日
会員先行販売期間: 2017年8月5日(土)10:00~8月16日(水)
一般発売日: 2017年8月20日(日)10:00
スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指 揮
- ウルフ・シルマー
- 演 出
- ジョナサン・ミラー
- 美術・衣裳
- イザベラ・バイウォーター
- 照 明
- 磯野 睦
- 再演演出
- 澤田康子
- 舞台監督
- 大澤 裕
-
(指 揮)
ウルフ・
シルマー -
(演 出)
ジョナサン・
ミラー
キャスト
- 元帥夫人
- リカルダ・メルベート
- オックス男爵
- ユルゲン・リン
- オクタヴィアン
- ステファニー・アタナソフ
- ファーニナル
- クレメンス・ウンターライナー
- ゾフィー
- ゴルダ・シュルツ
- マリアンネ
- 増田のり子
- ヴァルツァッキ
- 内山信吾
- アンニーナ
- 加納悦子
- 警部
- 長谷川 顯
- 元帥夫人の執事
- 升島唯博
- ファーニナル家の執事
- 秋谷直之
- 公証人
- 晴 雅彦
- 料理屋の主人
- 加茂下 稔
- テノール歌手
- 水口 聡
- 帽子屋
- 佐藤路子
- 動物商
- 青地英幸
- 合唱指揮
- 三澤洋史
- 合 唱
- 新国立劇場合唱団
- 児童合唱
- TOKYO FM 少年合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
-
(元帥夫人)
リカルダ・
メルベート -
(オックス男爵)
ユルゲン・
リン -
(オクタヴィアン)
ステファニー・
アタナソフ -
(ファーニナル)
クレメンス・
ウンターライナー -
(ゾフィー)
ゴルダ・
シュルツ -
(マリアンネ)
増田のり子
-
(ヴァルツァッキ)
内山信吾
-
(アンニーナ)
加納悦子
-
(警部)
長谷川 顯
-
(元帥夫人の執事)
升島唯博
-
(ファーニナル家の執事)
秋谷直之
-
(公証人)
晴 雅彦
-
(料理屋の主人)
加茂下 稔
-
(テノール歌手)
水口 聡
-
(帽子屋)
佐藤路子
-
(動物商)
青地英幸
プロフィール
- 【指揮】ウルフ・シルマー(Ulf SCHIRMER)
- ドイツのエッシェンハウゼン生まれ。ウィーン国立歌劇場指揮者となった後、ヴィースバーデン歌劇場、デンマーク放送交響楽団などで音楽監督を務める。2009年よりライプツィヒ歌劇場音楽監督、11年からは同劇場総監督を兼任。06/07シーズンからは17年までミュンヘン放送交響楽団音楽監督も務めている。ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザルツブルク音楽祭、ブレゲンツ音楽祭などで指揮。15/16シーズンにはライプツィヒ歌劇場で「ニーベルングの指環」四部作、『パルジファル』、『アラベッラ』、ベルリン・ドイツ・オペラ『ばらの騎士』などを指揮。16/17シーズンにはライプツィヒ歌劇場「ニーベルングの指環」四部作、『影のない女』『サロメ』のほか、シュトゥットガルト州立歌劇場『エレクトラ』などを指揮する予定。オペレッタ、映画音楽、宗教音楽など幅広いレパートリーを持ち、ウィーン・フィル及びベルリン・フィル、ウィーン交響楽団、バンベルク交響楽団、スイス・ロマンド管弦楽団など世界の著名オーケストラを指揮している。ハンブルク演劇アカデミーで音楽分析と音楽ドラマトゥルギーを教えている。新国立劇場には03年『フィガロの結婚』で初登場し、04年『エレクトラ』、07年『西部の娘』、10年『アラベッラ』、13年『フィガロの結婚』に続き6度目の出演となる。
- 【演出】ジョナサン・ミラー(Jonathan MILLER)
- ロンドン生まれ。医学博士、作家、テレビプロデューサー、演劇・オペラの演出など幅広い分野で国際的に活躍。演劇演出家として、ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの『ヴェニスの商人』『じゃじゃ馬馴らし』や、1988年から90年まで芸術監督を務めたオールドヴィック劇場での『リア王』、80 年からBBCが制作したシェイクスピアシリーズなど、シェイクスピア作品の演出で高い評価を得る。オペラ演出は74 年のアレクサンダー・ゲアーの『Aeden Must Die』イギリス初演に始まり、その後もイングリッシュ・ナショナル・オペラなどで活躍、『ミカド』『リゴレット』『ねじの回転』『ばらの騎士』『カルメン』などで大成功を収める。また、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ベルリン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭など世界各地で活躍している。新国立劇場では『ファルスタッフ』『ばらの騎士』を演出。
プロフィール
- 【元帥夫人】リカルダ・メルベート(Ricarda MERBETH)
- ドイツのケムニッツ生まれ。現代を代表するドラマティック・ソプラノのひとり。1999年ウィーン国立歌劇場専属歌手となり、フリーとなった後も『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人、『タンホイザー』エリーザベト、『ローエングリン』エルザ、『ワルキューレ』ジークリンデ、『ばらの騎士』元帥夫人などで出演している。バイロイト音楽祭には2000年「ニーベルングの指環」フライアほかでデビューの後、02~07年『タンホイザー』エリーザベト、13 年~16年『さまよえるオランダ人』ゼンタで出演した。最近の出演にミラノ・スカラ座『ヴォツェック』マリー、ハンブルク州立歌劇場『さまよえるオランダ人』ゼンタ、ベルリン・ドイツ・オペラ『タンホイザー』ヴェーヌス、ハンブルク州立歌劇場で『トリスタンとイゾルデ』イゾルデのロールデビュー、パリ・オペラ座ガルニエでライマン『リア王』ゴネリル出演などがある。新国立劇場では2006年『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、07 年『タンホイザー』エリーザベト、12 年『ローエングリン』エルザ、15年『さまよえるオランダ人』ゼンタに出演している。17年6月には『ジークフリート』ブリュンヒルデに、17/18シーズンは『フィデリオ』レオノーレにも出演予定。
- 【オックス男爵】ユルゲン・リン(Jürgen LINN)
- ドイツ生まれ。マンハイム音楽大学で学び、カイザースラウテルンとニュルンベルク州立歌劇場のメンバーとして活躍。ストラスブール、ボローニャ、パレルモ、ローマ、ヴェローナ、ミラノなどでキャリアを積む。『さまよえるオランダ人』タイトルロール、『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックス、「ニーベルングの指環」ヴォータン/さすらい人、アルベリヒ、グンター、『パルジファル』アムフォルタスといったワーグナーのレパートリーのほか、『ばらの騎士』オックス男爵、『サロメ』ヨハナーン、『ヴォツェック』タイトルロールなども歌っている。オックス男爵役は2010年バーデン州立歌劇場カールスルーエでロールデビュー後、11年、14年ライプツィヒ歌劇場でも出演。15/16 シーズンはベルリン州立歌劇場『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フリッツ・コートナー、デンマーク王立歌劇場『ローエングリン』テルラムント、ライプツィヒ歌劇場『ラインの黄金』『ジークフリート』のアルベリヒなどに出演した。ライプツィヒのアルベリヒは16/17シーズンにも出演予定。.新国立劇場では 09年『ラインの黄金』10 年『ジークフリート』アルベリヒ、15年『ばらの騎士』オックス男爵、16年『ローエングリン』テルラムントに出演している。
- 【オクタヴィアン】ステファニー・アタナソフ(Stephanie ATANASOV)
- ウィーン生まれ。ウィーン国立音楽大学で学ぶ。06~12年ザクセン州立歌劇場のアンサンブル・メンバーを務める。「ナクソス島のアリアドネ」作曲家、「フィガロの結婚」ケルビーノ、「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、「セビリアの理髪師」ロジーナ、「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラ、「ファウストの劫罰」マルグリートなどをレパートリーとしザルツブルク音楽祭、ベルリン州立歌劇場など欧州各地の歌劇場で活躍。「ばらの騎士」オクタヴィアン役は、09年キール歌劇場、10年ベルリン・ドイツ・オペラ、13年クラーゲンフルト市立劇場で歌っている。新国立劇場には15年「ばらの騎士」オクタヴィアンに出演しており、18年1月「こうもり」オルロフスキー公爵にも出演予定。
- 【ファーニナル】クレメンス・ウンターライナー(Clemens UNTERREINER)
- ウィーン出身。2000年、バイロイト音楽祭の奨学金を獲得。02年ハンス・ガボール・ベルヴェデーレ国際声楽コンクールのセミファイナリスト。ウィーン祝祭週間でデビュー後、05年よりウィーン国立歌劇場メンバーとして、『蝶々夫人』シャープレス、『ばらの騎士』ファーニナル、『トスカ』アンジェロッティ、『ラ・ボエーム』ショナールなどを歌っている。ウィーン・フォルクスオーパーに『蝶々夫人』シャープレス、『こうもり』ファルケ博士、『魔笛』パパゲーノなどで客演するほか、デンマーク王立歌劇場、ザルツブルク音楽祭、ブダペスト音楽祭などにも出演している。最近ではウィーン国立歌劇場で『リゴレット』チェプラーノ伯爵、『トスカ』アンジェロッティ、『マノン・レスコー』レスコー、『カルメン』エスカミーリョなどに出演したほか、バーデン・バーデン・イースター音楽祭『ばらの騎士』ファーニナル、オマーン・マスカットロイヤルオペラで『ウェルテル』アルベール、クロスターノイブルク歌劇場『道化師』トニオなどに出演。今後の予定にウィーン国立歌劇場『こうもり』ファルケ博士などがある。新国立劇場には15年『ばらの騎士』でもファーニナルに出演。
- 【ゾフィー】ゴルダ・シュルツ(Golda SCHULTZ)
- 南アフリカ出身。ザルツブルク音楽祭、バイエルン州立歌劇場、チューリヒ歌劇場、ハンブルク州立歌劇場などに次々デビューしているソプラノ。ジュリアード音楽院、バイエルン州立歌劇場オペラスタジオ修了後、クラーゲンフルト歌劇場『ばらの騎士』ゾフィー、『ジュリオ・チェーザレ』クレオパトラで注目を集める。2014年バイエルン州立歌劇場『ばらの騎士』ゾフィーが絶賛され、同劇場に『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『トゥーランドット』リュー、『ラ・ボエーム』ムゼッタ、『カルメン』ミカエラ、『ラインの黄金』フライアなどで出演。15年、『ばらの騎士』ゾフィーでのザルツブルク音楽祭デビューとハンブルク州立歌劇場『La bianca notte(白夜)』世界初演(ベアート・フラー作曲)シビラ役が話題となる。16年グラインドボーン音楽祭『フィガロの結婚』に伯爵夫人で出演後、ミラノ・スカラ座『フィガロの結婚』スザンナでハウスデビューとロールデビュー。17年のザルツブルク音楽祭にはクルレンツィス指揮、ピーター・セラーズ新演出の『皇帝ティトの慈悲』ヴィテッリア役デビューを予定している。バイエルン州立歌劇場には『魔笛』パミーナ(ロールデビュー)、『トゥーランドット』リューなどに出演予定。新国立劇場初登場。
- 【マリアンネ】増田のり子(MASUDA Noriko)
- 東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンで研鑽を積む。ジュネーヴ国際コンクール最高位、日本音楽コンクール第2位など受賞多数。2008年東京二期会『ワルキューレ』(飯守泰次郎指揮)ジークリンデに出演し大喝采を浴びる。二期会では『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『魔笛』パミーナ、『フィガロの結婚』伯爵夫人などに出演。新国立劇場では『ワルキューレ』オルトリンデ、『ラインの黄金』ヴォークリンデ、『魔笛』パミーナ、鑑賞教室『カルメン』ミカエラに出演のほか、これまでに『アラベッラ』タイトルロール、『死の都』マリエッタ/マリーなど数々のソプラノ難役のカヴァーをつとめている。二期会会員。
- 【ヴァルツァッキ】内山信吾(UCHIYAMA Shingo)
- 武蔵野音楽大学卒業、同大学大学院修了。第36回日伊声楽コンコルソ入選。ドイツのブラウンシュヴァイク歌劇場で数多くの公演に出演。これまでに『蝶々夫人』ピンカートン、『カルメン』ドン・ホセ、『椿姫』アルフレードなどを演じている。新国立劇場では『マクベス』マルコム、『蝶々夫人』ゴロー、『ムツェンスク郡のマクベス夫人』ジノーヴィー・ボリゾヴィチ・イズマイロフ、『オテロ』ロデリーゴ、『ナブッコ』アブダッロ、鑑賞教室『椿姫』アルフレードなどに出演。東京オペラ・プロデュース会員。
- 【アンニーナ】加納悦子(KANOH Etsuko)
- 東京藝術大学、同大学大学院を修了後、ケルン音楽大学で声楽を学ぶ。ケルン歌劇場専属歌手として『フィガロの結婚』ケルビーノ、『蝶々夫人』スズキなど40以上の演目に出演。国内ではNHK交響楽団などとの共演や、二期会、びわ湖ホールオペラなどで活躍。びわ湖ホール・神奈川県民ホール『ばらの騎士』オクタヴィアン、『トリスタンとイゾルデ』(びわ湖ホール)ブランゲーネ、東京二期会『ホフマン物語』ミューズ/ニクラウス、『ワルキューレ』フリッカ(神奈川・びわ湖)、東京二期会『チャールダーシュの女王』アンヒルテ(ヴァイラースライム公爵夫人) などに出演。『トリスタンとイゾルデ』ブランゲーネでも高い評価を得た。新国立劇場では『ホフマン物語』ニクラウス/ミューズ、『魔笛』侍女Ⅱ、『ばらの騎士』アンニーナ、『ルサルカ』料理人の少年、『ピーター・グライムズ』セドリー夫人、『サロメ』ヘロディアスの小姓、『セビリアの理髪師』ベルタなどに出演している。2013年文化庁芸術祭オープニング公演でエルガー『海の絵』を独唱して、高い評価を得ている。ソロCD「メアリ・スチュアート女王の詩」(ALM RECORDS)は13年度レコードアカデミー賞声楽部門受賞。二期会会員。
ものがたり
【第1幕】元帥夫人マリー・テレーズは、夫が不在の館で、若い恋人オクタヴィアンと甘いまどろみのなか朝を迎える。そこに従兄のオックス男爵がやってくる。新興貴族ファーニナルの娘ゾフィーと婚約するというオックスは、婚約者に銀のばらを贈る儀式の使者"ばらの騎士"を誰にしたらよいか相談しに来たのだ。逢瀬の現場を見られてはまずいと大慌ての 2人だが、もう逃げられず、オクタヴィアンはかわいらしい小間使いマリアンデルに変装。女たらしのオックスは元帥夫人に相談しながらも小間使いが気になる様子。元帥夫人はオクタヴィアンを"ばらの騎士"に推薦する。その後、元帥夫人はひとり思いにふけり、年齢を重ねることの無常を思う。
【第2幕】"ばらの騎士"としてゾフィーに銀のばらを届けに来たオクタヴィアンは、一目で彼女と恋に落ちてしまう。オックス男爵が現れるが、彼のあまりにも無作法な態度にゾフィーは嫌がり、オクタヴィアンは婚約を取り消すようオックスに申し出る。しかしオックスが相手にしないため、オクタヴィアンは剣を抜く。オックスも剣を手に取るが、すぐにオクタヴィアンの剣先が腕に当たる。負った傷はほんのかすり傷だが、オックスは泣きわめいて大騒ぎ。そこにマリアンデルから逢引の誘いの手紙が来て、オックスはすっかり上機嫌となる。
【第3幕】逢引の場の安宿の一室にオックスを懲らしめる罠を仕込み、オクタヴィアンはマリアンデルに変装して準備万端。何も知らないオックスは浮足立ってやってきて"彼女"を口説こうとするが、いい雰囲気になりかけたそのとき幽霊が現れ、「彼の子」と称する子供を連れた女や、警官が来て大騒動に。追い詰められたオックスは婚約を破談にすることを了承する。そして元帥夫人は身を引き、オクタヴィアンとゾフィーを祝福する。
チケット購入・割引等のご案内
割引等のご案内
お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)
- 高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、チケットぴあ一部店舗のみ取扱。要年齢証明書または学生証。
- ジュニア割引(中学生以下):20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。入場時年齢確認あり。
- 当日学生割引:50%割引
- 公演当日10:00より残席がある場合のみボックスオフィス窓口、チケットぴあ一部店舗で取扱。要学生証。
- 障害者割引:20%割引
- ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
Z席の購入方法
- Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
- Z席(各日42席)とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません。各日4席)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィス
およびコンビニエンスストア(セブン-イレブン、サークルK・サンクスに限る)の端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
グループでのお申し込み
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。
チケット購入時の注意
- 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
- 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
- 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台・字幕が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
- 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
- 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
- やむをえない事情により出演者が変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
チケット取り扱い
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-
03-5352-9999
- チケットぴあ
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0570-02-9999
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【Pコード:321-495】
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0570-000-407(オペレーター受付)
0570-084-003(Lコード:39192)
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