
平成27年度 新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室
オペラ「蝶々夫人」/ジャコモ・プッチーニ
Madama Butterfly/Giacomo Puccini
全2幕〈イタリア語上演/字幕付〉
オペラパレス
新国立劇場では、
新国立劇場「高校生のためのオペラ鑑賞教室」は、常松美登里子様からのご寄附を活用して行う公演事業です。
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ダイジェスト映像
公演日程・チケット
公演日程
- 2015年7月10日(金)13:00 オペラパレス ※学校団体の受付は、定員に達したため終了しました
- 2015年7月11日(土)13:00 オペラパレス
- 2015年7月13日(月)13:00 オペラパレス ※学校団体の受付は、定員に達したため終了しました
- 2015年7月14日(火)13:00 オペラパレス ※学校団体の受付は、定員に達したため終了しました
- 2015年7月15日(水)13:00 オペラパレス ※学校団体で満席のため、チケットの販売はありません
- 2015年7月16日(木)13:00 オペラパレス ※学校団体の受付は、定員に達したため終了しました
上演予定時間:約2時間45分(第Ⅰ幕50分 休憩25分 第Ⅱ幕90分)
※時間は変更になる場合があります。最新の情報はボックスオフィスまでお問い合わせください。(7月9日更新)
チケット料金(税込)
全席指定:2,160円(高校生のみ)
お求めの際には、学生証をご用意ください。また、残席がある場合に限り、当日券として4,320円で一般(大人)の方も購入可(高校生以下2,160円)。お一人様1枚限り。
※7月15日(水)公演は学校団体で満席のため、チケットの前売はありません。当日券販売の予定もございません。予めご了承ください。
学校団体のお申し込み・お問い合わせ
新国立劇場営業部鑑賞教室係
TEL:03-5352-5745 FAX:03-5352-5744
Eメール:opera09@nntt.jac.go.jp
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スタッフ・キャスト
スタッフ
- 指揮
- 石坂 宏
- 演出
- 栗山民也
- 美術
- 島 次郎
- 衣裳
- 前田文子
- 照明
- 勝柴次朗
キャスト
7月10・13・15日
- 蝶々夫人
- 横山恵子
- ピンカートン
- 村上敏明
- シャープレス
- 須藤慎吾
- スズキ
- 山下牧子
- ゴロー
- 内山信吾
- ボンゾ
- 志村文彦
- ヤマドリ
- 吉川健一
ほか
- 合唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
7月11・14・16日
- 蝶々夫人
- 腰越満美
- ピンカートン
- 樋口達哉
- シャープレス
- 大沼 徹
- スズキ
- 小林由佳
- ゴロー
- 糸賀修平
- ボンゾ
- 畠山 茂
- ヤマドリ
- 小林由樹
ほか
- 合唱
- 新国立劇場合唱団
- 管弦楽
- 東京フィルハーモニー交響楽団
ものがたり
【第1幕】明治時代の長崎。日本滞在中、家を借り、現地妻を娶るアメリカ海軍士官ピンカートンは、仲介人ゴローに家や使用人を案内される。アメリカ総領事シャープレスはピンカートンの軽薄な考えを聞き、結婚に真剣な花嫁のことを心配する。そんな中花嫁行列がやってきて、美しい蝶々さんがピンカートンの前に現れる。「私は世界一幸せ」と嬉しそうに語る蝶々さんは15歳で、裕福な武士の家に生まれたが、父は切腹して亡くなり、今は芸者として生きているという。一族が集まり結婚式が行われている最中、叔父の僧侶ボンゾがやってきて、キリスト教に改宗した蝶々さんに絶縁を言い渡す。式は終わり、2人きりの甘く幸せな夜を迎える。
【第2幕】ピンカートンがアメリカに帰国して3年。「コマドリが巣を作る頃に帰る」とのピンカートンの言葉を信じる蝶々さんは、彼の帰りを待ち続けている。シャープレスとゴローは蝶々さんにヤマドリとの再婚を勧めるが、蝶々さんはそれを拒む。というのも、ピンカートンとの間に子供が生まれていたのだ。驚いたシャープレスは言葉もない。実はピンカートンは帰国後に"本当の"結婚をしていたのだ。そしてピンカートンの船が入港。蝶々さんとスズキは部屋を花でいっぱいにして、夫の到着を待つ。蝶々さんが奥の部屋にいる間、やってきたのはピンカートン、シャープレス、そしてピンカートンの妻ケート。スズキが応対するが、蝶々さんの思いを知ったピンカートンは堪らず立ち去る。すべてを悟った蝶々さんは、子供をアメリカで育てたいというケートの言葉を受け入れる。父の形見の短刀に刻まれた言葉「名誉をもって生きられないものは名誉をもって死ぬ」ことを決意した蝶々さんは、子供に別れを告げ、切腹する。「蝶々さん!」と叫ぶピンカートンの声がむなしく響く。