プロフィール

高谷史郎 Takatani Shiro
京都市立芸術大学美術学部環境デザイン科卒。1984年アーティストグループ「ダムタイプ」の創設メンバーとして活動に参加。以降、ダムタイプのパフォーマンスやインスタレーションの創作に携わり,映像,照明,グラフィック・デザイン,舞台装置デザインなどを手がける。
個人的な活動としては、90年建築家ダニエル・リベスキンド総合監修によるオランダのフローニンゲン市の都市プロジェクト「STADSMARKERING ─ GRONINGEN / MARKING THE CITYBOUNDARIES」に浅田彰との共同作業で参加。98年アールゾイドとリール国立管弦楽団(フランス)のコラボレーションコンサート「DANGEROUS VISIONS」映像制作。99年坂本龍一オペラ『LIFE』の映像を担当。
ソロワークとして映像インスタレーション『frost frames』を98年に、『optical flat』(国立国際美術館蔵)を2000年に発表している。01年霧の彫刻家・中谷芙二子とのコラボレーションによるインスタレーション作品『IRIS』をバレンシア・ビエンナーレ(スペイン)にて発表。02年度京都市芸術新人賞受賞。05年ラトビア国立自然史博物館で開催された「雪と氷との対話」展に参加。06年日豪交流プロジェクトでオーストラリアに滞在し、『Chrono』を制作・発表。07年坂本龍一とのコラボレーションによるインスタレーション『LIFE ─ fluid, invisible, inaudible…』(山口情報芸術センター)制作・発表。同年、気候変動について考えるための北極圏遠征プロジェクト Cape Farewell(イギリス)に日本人アーティストとして初めて参加。08年今回上演されるパフォーマンス『Die Helle Kammer(明るい部屋)』を Theater derWelt, Halle 2008(ドイツ)にて制作・発表。
近年では10年中谷芙二子との共同制作インスタレーション『CLOUD FOREST』(山口情報芸術センター)制作・発表。11年『マラルメ・プロジェクトU』(渡邊守章演出・京都芸術劇場)の映像・美術を担当している。

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