プロフィール

【演出・振付】金森 穣  Choreography : Kanamori Jo
演出振付家、ダンサー。りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館 舞踊部門芸術監督/Noism芸術監督。カンパニーNoismを率いる。ルードラ・ベジャール・ローザンヌにて、モーリス・ベジャールらに師事。ネザーランド・ダンス・シアターU、フランス国立リヨン・オペラ座バレエ団、スウェーデン国立ヨーテボリ・バレエ団を経て、2002年帰国。03年初のセルフプロデュース公演『nomad-ic project』に対して、第3回朝日舞台芸術賞「舞台芸術賞」、「キリンダンスサポート」をダブル受賞。05年第37回舞踊批評家協会賞、06年松山バレエ団芸術奨励賞受賞。自らの豊富な海外経験を活かし、革新的なクリエイティヴィティに満ちたカンパニー活動を次々に打ち出し、そのハイクオリティな企画力に対する評価も高い。新国立劇場では、新国立劇場バレエ団「J-バレエ」公演において『悲歌のシンフォニー』(00年)、『String(s) piece』(03年)を発表している。

Noism09
りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館が、舞踊部門芸術監督に金森穣を迎えたことにより、劇場専属のダンスカンパニーとして2004年4月設立。日本初、ヨーロッパスタイルのプロフェショナル・ダンス・カンパニーとして、次々に発表する作品、企画はそのクリエイティビティの高さにおいて、日本のコンテンポラリー・ダンス界をリードし、常に各方面から大きな期待と注目を寄せられている。

【空 間】田根 剛  Spece : Tane Tsuyoshi
建築家。1979年東京生まれ。北海道、ヨーテボリ、コペンハーゲン、ロンドンで経験を積む。2005年パリ(フランス)にてDan Drell(イタリア人)・Lina Ghotmeh(レバノン人)と共に建築事務所DORELL.GHOTMEH.TANE/ARCHITECTSを設立、同年手掛けた『新エストニア国立博物館』が国際コンペティションで最優秀賞を受賞し、国際的な注目を浴びる(2011年完成予定。)2008年には、「07-08フランス文化庁新進建築家賞」を受賞、「現代のヨーロッパ若手44建築家」に選定される。ジャン・ヌーベル、レンゾ・ピアノ、デヴィッド・アジャイエなど、国際的に著名な建築家の元で経験を積んだ彼らは、その豊かな国際経験と全く異なる多国籍な背景をもって、「文花/歴史/風土/文脈/社会」に対して創造と批判の両極によるアプローチを試みている。Noismとの共同制作では、『SHIKAKU』(2004年)、『PLAY 2 PLAY』(2007年)の空間演出を手掛ける。現在は、フランス、エストニア、イギリス、オランダ、レバノン、日本にてプロジェクトが進行中。

【衣 装】三原 康裕  Costume : Mihara Yasuhiro
ファッションデザイナー。1972年長崎生まれ。多摩美術大学デザイン学科染織デザイン学部卒業後98年にSOSU MIHARAYASUHIRO TOKYOを青山にオープンする。99年にSOSUを設立し、ウェアラインを東京コレクションにて発表。2000年にはPUMAとのコラボレーションPUMA By MIHARAYASUHIROを国内で発表し、翌年にはデザイナーとしてPUMAと契約しPUMA By MIHARAYASUHIROを全世界同時発売する。2005-2006A/W CollectionよりMIHARAYASUHIROをミラノメンズコレクションにて発表し、2007-2008A/W Collectionからはコレクションをパリへ移す。Noism作品への参加は2006年2月【能楽堂公演】での衣装提供、2007年4月『PLAY 2 PLAY』での衣装デザインを経て、今回で3度目となる。

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