プロフィール

【振付】木佐貫邦子  Kisanuki Kuniko 
舞鶴市生まれ。8歳よりダンスを学ぶ。1981年現代舞踊協会新人賞・全国舞踊コンクール第1位文部大臣賞を同時受賞後、ソロダンス活動を開始。82〜88年の間に実験的ソロシリーズ「てふてふ」を9作発表。初期の木佐貫スタイルを形成。ニューヨーク、シドニー、ベルリンなど海外公演活動も行った。82年エイボン女性年度芸術賞、93年舞踊批評家協会賞を受賞。90年以降はソロ作品に加え、他者と共に踊る作品や若手グループneoの育成にも力を注ぐ。また、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションや全国各地でワークショップを開催。青山ダンシング・スクエア講師。桜美林大学総合文化学群准教授。新国立劇場では99/98シーズンダンスプラネットシリーズのトップバッターとしてソロダンス『コムヘリタキナ』を、また03年には『EXPECT』を発表しneoと共に出演した。その他にもダンサーとして開場記念公演パノラマ展・庄司裕振付『リゴドン―死の舞踏』、2000年山崎広太振付『HYPER BALLAD』に出演している。 

【振付・出演】平山素子  Hirayama Motoko
1999年世界バレエ&モダンダンスコンクールにて、金メダルとニジンスキー賞をダブル受賞し、「強靭な肉体、繊細な技巧、ダイミックな表現力」と評され国際的に注目を浴びる。2006年中川鋭之助賞受賞。卓越した身体能力には定評があり、これまで数多くの公演にソリストとして起用され、洗練されていながら常に開拓心を失わない姿勢が魅力のダンサーとして人気を博してきた。最近の活動では05年11月兵庫県立芸術文化センター「オープニング・バレエ・ガラ」にて、ニジンスキー振付初演版『春の祭典』の復元上演にいけにえの乙女役で主演。06年3月ボリショイ劇場バレエ団に招かれ、ソロ作品『Revelation』をスヴェトラーナ・ザハロワに振付。新国立劇場では03年『シャコンヌ』、05年『Butterfly』を発表し、どちらも開場10周年記念シーズンに再演が決まっている。07年「Life Casting―型取られた生命―」では独自の感性を惜しみなく盛り込んだ『Twin Rain』、『un/sleepless』の新作2本立てを発表し第7回朝日舞台芸術賞を受賞した。また、08年北京オリンピックでのシンクロナイズドスイミングの日本代表のデュエットの振付を担当する。筑波大学人間総合科学研究科(体育科学系)講師。

【振付・出演】柳本雅寛  Yanagimoto Masahiro
1976年大阪生まれ。88年ジャズダンスをヤザキタケシに、91年クラッシックバレエを石川恵津子に師事し、96年神戸洋舞コンクールシニアの部二位受賞。98年ドイツに渡りStaatstheater Braunschweigと契約。2000年にStaatstheater am Gartnerplatz, Munichに移籍、02年オランダに移り、Scapino Dance Rottedamに入団。03年ConnyYansenDanst、04年よりイスラエル人イツィックガリリ率いるGalili Danceでヨーロッパを始め世界各地をツアーで回る。06年帰国。07年新国立劇場平山素子振付『Life Casting』公演「un/sleepless」に参加。

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