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【情報センター閲覧室】秋のおすすめコーナーのおしらせ

この秋のテーマは『手紙』

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昔はこんなに長い手紙のやりとりがありました。

 

互いの意思疎通には時間がかかった分 相手を思いながら選ぶ言葉には重みがあるように思います。

 

「文通」「ペンパル」「ラブレター」・・・今となっては懐かしい言葉ですね。

 

たまには、秋の夜長にゆっくり手紙でも書いてみませんか

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モーツァルト書簡全集 1~6巻

海老沢敏 (訳), 高橋英郎 (訳) 白水社

 

幼少期からウィーン時代の後期に交わされた書簡のすべて。父親の死、友人への度重なる借金依頼、妻の湯治などの出来事を背景に、『フィガロ』の初演をはじめとするウィーンでのモーツァルト最後の7年間の音楽活動が多くの書簡で再現される。

モーツァルト研究の2人の第一人者、海老澤敏氏(元新国立劇場副理事長:出版当時)、高橋英郎氏(「モーツァルト劇場」主宰:出版当時)の共編訳による渾身の全6巻。

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モーツァルトの手紙

高橋英郎 (著) 講談社
 

モーツァルトの手紙を読み解く、高橋英郎氏の大作完成。モーツァルトという類稀な人間の生き生きとした表情がありありと伝わってくる。遺された天才の記録が、今明らかに。旅と手紙の関係を解き明かす図版・地図を多数集録、詳しい人物註付き。

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リヒャルト・シュトラウス ホーフマンスタール 往復書簡全集

ヴィリー・シュー(編),中島悠爾 (訳) 音楽之友社

 

オペラ『エレクトラ』『ばらの騎士』『ナクソスのアリアドネ』などを作曲・脚本した、偉大な音楽家と偉大な詩人の共同作業。

20世紀オペラを語る上で重要な第一級の第一次資料。

ブーレーズ-シェフネール書簡集

笠羽映子 (訳) 音楽之友社  

若きフランス人作曲家・指揮者ピエール・ブーレーズが語り、フランス民族音楽学の重鎮アンドレ・シェフネールが諭す。 「実を言って、ストラヴィンスキーがドビュッシーの美学と完全に縁を切ったことは決してなかった。ストラヴィンスキーはその美学を引き伸ばしただけである。」(シェフネール、一部抜粋)

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川端康成・三島由紀夫往復書簡

川端康成(著),三島由紀夫(著) 新潮社

  

今年没後50年を迎える三島由紀夫。

『花ざかりの森』を贈られた川端が、東大在学中の三島に宛てた礼状から始まる二人の親交は、昭和45年、衝撃的な自決で 4ヶ月前に出された三島の永訣の書簡で幕を閉じた...。文学的交感から日々の生活の心情まで、師弟でありライバルでもあった 二人の文学者の、25年に及ぶ交流の全貌。

 

「この週末は大雪のため、家にゐて、雪合戦や雪だるま作りに忙殺されました。子供がみんな母親の見方になって了ふので憂欝です。」

 (三島、一部抜粋)

  

 

  

岩波茂雄への手紙

飯田泰三(監修) 岩波書店

 

32歳で古本業を開業、岩波書店90年の歴史を始めた岩波茂雄。彼に寄せられた著者・読者からの厖大な書簡は、大正・昭和の激動期の出版活動及び

人的関係、時代との関わりを知る上での貴重な資料といえる。創業期の企画活動に深く関わる90人の書簡。

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チェーホフ クニッペル 往復書簡(1)~(3)

牧原純、中本信幸(編・訳) 麦秋社

 

チェーホフの妻への手紙に、妻から夫への手紙を添えて編まれた最初の往復書簡集。

いわさきちひろの表紙の絵と共に愛らしさを感じる。

 

   

 

  

その他・・・イプセンの手紙、ゴーリキイ文芸書簡、トルストイ全集(日記・書簡、妻への手紙)、小林多喜二書簡集 など・・・

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