情報センター
【情報センター閲覧室】新着書籍・特設コーナーのおしらせ 2020年10月更新
『ドレス・コード?―― 着る人たちのゲーム』
- 企画・編集 牧口千夏(京都国立近代美術館)
- 石関亮、小形道正(京都服飾文化研究財団)
- 編集補助 池澤茉莉(熊本市現代美術館)
- ブック・デザイン 西岡勉
- 発行 京都服飾文化研究財団
「今日着ている服、あなたはどうやって選びましたか?」
それは明確、あるいは暗黙のドレス・コードと結びついているかもしれません。ファッションやアートの他、映画や漫画などに描かれたファッションなど色鮮やかな沢山の写真と共に日常的な行為である着ることの奥深さを再認識できる。
展覧会の企画・校正を担った牧口氏・石関氏・小形氏は西洋美術振興財団学術賞を受賞。
『モードのジャポニズム』
図録発行 東京クリエイションフェスティバル実行委員会
刊行年 1996
19世紀後半、ヨーロッパにおいて大流行したジャポニズム。大胆、斬新な造形表現は日本人も知らない日本?
ドレスなどテキスタイルを中心にした豊富な写真の数々に思わず目をみはってしまうような図録。
『華麗な革命 ロココと新古典の衣裳展』
総合監修 内山武夫(京都国立近代美術館)
深井晃子、金井純(京都服飾文化研究財団)
特別コンサルタント マーティン・カマ―
出版社 京都服飾文化研究財団
刊行年 1989
シルク、ヴェルベット、コルセット、レース、刺繍・・・ ロココの華麗なドレスの写真の数々。
ページを繰るたびにとびこんでくる美に目も心も満たされます。
時代背景、解説、年表など読み応えあり。ドレスのパターン(型紙)も掲載。
*この衣裳展のマネキン・ヘア制作を担当した桜井久美氏は、現在開催中の
新国立劇場「初台アート・ロフト」ファンタジー展でキュレーションと
インスタレーションを担当している。
3Fギャラリー「マノン」のヘアは同じ製作方法による。
『Fashion Talks...』VOL.7ミュージアム①、VOL.8ミュージアム②
編集 石関亮、小形道正、松坂雅子(京都服飾文化研究 財団)
デザイン 西岡勉
発行 京都服飾文化研究財団
刊行年 2018
習俗や産業、社会階層、異文化、美術様式など様々な要素と結びつく衣服。これまでの主な展覧会の様子が
図版として誌面にちりばめられています。衣服がどのように展示されるのか、その片鱗を感じる特集。
日本新劇全史 第二巻(昭和二十年~四十年)
著者 大笹吉雄
発行 株式会社白水社
刊行年 2020
社会の激しい変遷を受けながら、新劇界の新しいうねりを貴重な証言記録として描く。
*第一巻(明治~終戦)もあります。
join №97 THEATRE NEXT特別版「伊藤信太郎 文化芸術はすべての人のものである」
編集・発行 公益社団法人日本劇団協議会
広報事業部 古城十忍、杉山弘、渡辺弘、今井浩一、みなもとごろう
デザイン 西英一
刊行年 2020
寄稿特集「演劇の灯を消すな!」、海外『コロナ・ショック』レポートなど、劇場と観客
それぞれの勇断と無謀との境目をいかに乗り換えてゆくかが赤裸々に綴られる。
「演劇は社会の処方箋」やってみようプロジェクト
発行 公益社団法人日本劇団協議会
監修 衛紀生、福島明夫
デザイン 西英一
刊行年 2020
文化庁委託事業 令和1年度障害者による文化芸術活動推進事業(文化芸術による共生社会の推進を含む)
によるワークショップの実施内容と、調査研究内容の報告書。
子どもたちが自由に表現しコミュニケーションの楽しさを体験し、自己受容感や他者理解、コミュニケーション能力の
向上を目的とした、多様な演劇的手法を取り入れたワークショップなど。
カレッジの裏側「大阪府障がい者舞台芸術オープンカレッジ」
発行 国際障害者交流センター ビック・アイ
企画・編集 鈴木京子、須賀正智(国際障害者交流センター ビッグ・アイ)
デザイン いけながしろう(かえるぐみ)
刊行年 2020
20年近くに渡って障がいのある人の表現活動の場づくりを行う中で、参加者や講師、アシスタントの声を聞きながら、
年々進化させてきた取り組みについて紹介。障がいのある人の表現活動の場づくりのきっかけやヒントに。
「課題解決のための」専門図書館ガイドブック
発行 有限会社 読書工房
編者 専門図書館協議会私立図書館小委員会
刊行年 2020
私たちが仕事や学習あるいは趣味で、「調べたい」「解決したい」と思うテーマや課題を、ネットではなく信頼性のある資料・情報として蓄積し、かつそれを調査できる図書館員がいる。一般に公開されている専門図書館が、どこにあるかを調べられる実務的な専門図書館名鑑。
~ 新設 ~ 〚 イギリスの劇場コーナー 〛 〚 シェイクスピアコーナー 〛
シェイクスピア全集 全巻(1~37巻)
訳者 小田島雄志
発行 株式会社白水社
刊行年 1983
ウィリアム・シェイクスピア全劇作。
また、2020/2021シーズン オペラ『夏の夜の夢』、演劇『リチャード二世』関連書籍も充実しています。
文 アンドリュー・マシューズ
絵 アンジェラ・バレット ~ 美しい挿絵と8つの物語 ~夏の夜の夢、ヘンリー五世、ロミオとジュリエット、
訳 島式子・島玲子 マクベス、アントニーとクレオパトラ、十二夜、ハムレット、あらし
夏の夜の夢
作 ウィリアム・シェイクスピア
画 ヒース・ロビンソン/アーサー・ラッサム
訳 井村君江 ~ 「妖精」としての視点を加えた新訳に、妖精画家の挿絵が入った素敵な一冊 ~
著 ロイス・バーデット
訳 鈴木扶佐子
~ 「シェイクスピアって知ってる?」こどもたちをシェイクスピアさがしのたびに誘います ~
著 アンドレ・シモン
訳 多田稔
~ シェイクスピアの数々の作品とそれにまつわるお酒のはなし ~
著 ロブ・グレアム
訳 佐久間康夫
~ ウィルったら、またあのキノコ食べたの? 独特な視点でシェイクスピアをめぐる書物 ~
~ 新設 ~ 〚 ファンタジー展コーナー 〛
現在オープンスペースにて開催している
その衣裳に関連する公演の書籍を集めた一角です。
名作の数々を本でもお楽しみください。