研修所ニュース

国際交流基金 安藤裕康理事長による特別講義(サロン)が行われました

新国立劇場研修所では、さまざまな分野において第一線で活躍されている方を講師としてお招きする特別講義を定期的に開催し、研修生が専門外の広く豊かな知識と教養を身につけるきっかけとしています。

 

平成26年度第4回目のサロンでは、バレエ・演劇の2研修所合同で、独立行政法人国際交流基金 理事長・安藤裕康氏に「世界の中の日本文化」をテーマに講義をしていただきました。

 

国際交流基金は、我が国に対する諸外国の理解を深め、文化その他の分野において世界に貢献し、良好な国際環境の整備・発展に寄与することを目的とし、文化芸術交流、海外における日本語教育、日本研究・知的交流の3つを主要活動分野としています。

安藤氏は1970年、東京大学卒業とともに外務省へ入省され、中東アフリカ局局長、イタリア駐箚特命全権大使等を歴任された後、2011年より国際交流基金の理事長を務められています。

 

サロンでは、芸術に対する諸外国と日本の意識の差異や、芸術家として葛藤の中から新しいものを創造することの意義などを約90分間にわたってお話しいただきました。世界を舞台に活躍されている安藤氏の奥深い講義から少しでも多くの事を吸収しようと、研修生たちは熱心に耳を傾けていました。

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安藤裕康理事長                     安藤理事長に質問をするバレエ研修生

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 講義の様子

 

〈平成26年度サロン実施状況〉

 

第1回  4月 福地茂雄氏(新国立劇場前理事長)

第2回  6月 榎木孝明氏(俳優)

第3回 10月 平野啓一郎氏(作家)