2025/2026シーズン

白鳥の湖Swan Lake

公演期間:
2026年6月5日[金]~6月14日[日]
予定上演時間:
約2時間55分(休憩含む)

Introductionはじめに

重厚なドラマが光る クラシックバレエの至高

2021/2022シーズンの開幕作品として新制作し、大好評を得たプロダクションがシーズンの締めくくりに再登場します。ピーター・ライトによるプロダクションは、英国らしい演劇的要素が盛り込まれた重厚な作品となっており、英国でも長年上演され愛され続けています。冒頭の亡き王の葬列場面をはじめとする、舞台設定と各キャラクターの人物造形も明確で、ドラマティックな展開が特徴です。クラシックバレエの王道の魅力に、ドラマ性が加わった『白鳥の湖』をどうぞお楽しみください。
なお、本作に関連して第3幕を中心に『白鳥の湖』の魅力を凝縮し、バレエ芸術、そして生の舞台の楽しさを体験していただく、「エデュケーショナル・プログラム」を2026年5月に上演します。

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Schedule公演日程

公演日程

2026年
6月5日 金曜日 18:30
6月6日 土曜日 13:00
18:30
6月7日 日曜日 14:00
6月9日 火曜日
6月10日 水曜日
6月11日 木曜日
6月12日 金曜日
6月13日 土曜日 14:00
6月14日 日曜日 14:00

★2026年6月9日(火)~12日(金)のうち4公演

予定上演時間

約2時間55分(休憩含む)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

  • 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【振付】マリウス・プティパ / レフ・イワーノフ / ピーター・ライト
  • 【演出】ピーター・ライト / ガリーナ・サムソワ
  • 【音楽】ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
  • 【美術・衣裳】フィリップ・プロウズ
  • 【照明】ピーター・タイガン
  • 振付・演出ピーター・
    ライト
  • 演出ガリーナ・
    サムソワ
  • 美術・衣裳フィリップ・
    プロウズ
  • 照明ピーター・
    タイガン
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キャスト

  • 【指揮】冨田実里ほか
  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

Profile

【振付・演出】ピーター・ライト(Sir Peter WRIGHT)

ロンドン生まれ。複数のバレエ団でダンサーとして活躍。1957年サドラーズウェルズ・シアター・バレエで最初の振付作品『青いバラ』を創作。59年サドラーズウェルズ・オペラでバレエ・マスター、英国ロイヤルバレエ学校でバレエ教師を務める。61年ジョン・クランコ設立のシュトゥットガルト・バレエ団でバレエ教師及びバレエ・マスターとして活躍。シュトゥットガルト・バレエ団で初演された初の改訂振付作品『ジゼル』は、後に英国ロイヤルバレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエを始め世界の多くのバレエ団で上演。この他にも『眠れる森の美女』『コッペリア』『白鳥の湖』など彼の改訂した古典作品は世界各国のバレエ団でレパートリーとして上演されている。60年代テレビでのバレエ作品やウェスト・エンドのミュージカルの分野でも成功を収めた。69年ケネス・マクミランのアソシエイト・ディレクターとして英国ロイヤルバレエに戻り、77年サドラーズウェルズ・ロイヤルバレエ(後のバーミンガム・ロイヤルバレエ)の芸術監督に就任、95年芸術監督退任後、名誉芸術監督。バレエ界の数々の要職を歴任。85年大英帝国勲章(CBE)、90年エリザベス2世戴冠章などを受章。93年にはナイトに叙爵される。

【演出】ガリーナ・サムソワ(Galina SAMSOVA)

スターリングラード(現ヴォルゴグラード)生まれ、キーウで活動を始める。西側への移住許可を受け、カナダ国立バレエに入団。プリンシパルとして数多くの作品を踊る。パリ国際舞踊フェスティバルでオルリコフスキー『シンデレラ』を踊り金メダル受賞。その後ロンドン・フェスティバル・バレエに入団し活躍した。古典レパートリーの優れた表現者であり、カーター、ダレル、ハインド、プロコフスキーらの新作に主演。彼女のオデット/オディール、オーロラ姫、キトリは世界中で喝采を受け、またその演劇的な才能は、プロコフスキー『アンナ・カレーニナ』、マクミラン『イザドラ』、ダレル『シェリ』で発揮された。1978年サドラーズウェルズ・ロイヤルバレエにプリンシパル兼教師として入団、81年に自身の演出で出演した『パキータ』が好評を得る。ライト版『白鳥の湖』でも共同で演出をおこなった。国外でも演出家としての評判が高まり、『ラ・バヤデール影の王国』『海賊パ・ド・ドゥ』『ワルプルギスの夜』『ジゼル』『眠れる森の美女』等を手がけた。
91年より97年までの間、スコティッシュ・バレエの芸術監督を務め、95年には同団のために全幕版『白鳥の湖』を演出、同年ウクライナにて栄誉教授号を授与された。2021年12月死去。

【美術・衣裳】フィリップ・プロウズ(Philip PROWSE)

英国のスレイド・スクール・オブ・ファイン・アーツで学び、1961年にデザイナーとしてデビュー。演出家としても活躍し、1970~2003年までグラスゴー市民劇場の共同芸術監督を務める。母校のスレイド・スクールで舞台美術を教え、後に同校の教授となった。

【照明】ピーター・タイガン(Peter TEIGEN)

ノルウェー・オスロ生まれ。英国に渡り、ロンドン・シティ・バレエなどで専属照明デザイナーとして活躍。フリーとなってからは、マシュー・ボーン、マーク・ボールドヴィン、デヴィッド・ビントレー、ピーター・ライトといった今日高く評価されている振付家たちとともに舞台を制作。現在、英国バーミンガム・ロイヤルバレエ照明デザイン・コンサルタントとして海外公演における折衝役も担っている。

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Profile

【指揮】冨田実里(TOMITA Misato)

埼玉県出身。国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業、桐朋学園大学音楽学部指揮教室等で指揮を学ぶ。堤俊作、湯浅勇治、松沼俊彦に師事。2013 年日本バレエ協会『ドン・キホーテ』でバレエ指揮者デビュー。その後英国イングリッシュ・ナショナル・バレエ、バーミンガム・ロイヤルバレエの客演指揮者として『ロメオとジュリエット』『くるみ割り人形』『海賊』『コッペリア』『大地の歌』『ラ・シルフィード』『美女と野獣』を指揮したほか、日本でも東京バレエ団、牧阿佐美バレヱ団、NHKバレエの饗宴ほかで指揮を務め好評を得る。新国立劇場では、数々のバレエ公演で副指揮者を務め、17年よりレジデント・コンダクター。『シンデレラ』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『アラジン』『ドン・キホーテ』『白鳥の湖』『ペンギン・カフェ』『コッペリア』『不思議の国のアリス』などを指揮している。近年の新国立劇場以外の活動としては、新作バレエ制作の音楽監督や、バレエ音楽についての執筆・講義活動も行っている。現在、井上バレエ団音楽監督、新国立劇場バレエ研修所『バレエと音楽』講師。

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Storyものがたり

先王である父の死後、王子ジークフリードは新たな王として戴冠し、結婚することが求められていた。彼はそれまでの自由を失うことを恐れ、愛してもいない結婚相手を選ぶことにためらいを感じていた。ジークフリード21歳の誕生日の夜、彼に弓矢のプレゼントを贈るために宮廷の友人たちが集った。友人でもある侍従ベンノがジークフリードの気晴らしのために催した宴の真最中に、王妃である母が現れる。宮廷がまだ喪に服している中での大騒ぎにショックを受けた王妃は、翌日には花嫁を選ばなくてはいけないと王子に告げ、意気消沈した彼をその場に残して立ち去る。友人たちが帰っていった後、白鳥の一群が空を渡っていく。ベンノはジークフリードにプレゼントの弓矢を試すよう促し、二人は白鳥たちを追っていく。

湖岸に着いたジークフリード王子は、ベンノに白鳥を探しに行かせる。一人残った王子は、そこに魔術師ロットバルト男爵の邪悪な存在を感じとる。突然一羽の白鳥が舞い降りてくる。そして王子が驚き見つめるなか、美しい乙女に姿を変える。その若い娘こそオデット姫であった。オデットと彼女の仲間たちはロットバルト男爵によって白鳥の姿に変えられ、夜の間だけは人間の姿に戻れるのだ。オデットにかけられた魔法は、まだ恋をしたことをない者が彼女に永遠の愛を誓い、結婚の約束をすることで解くことができるという。ジークフリードはオデットへの永遠に続く真実の愛を誓う。姿を現したロットバルトにジークフリードが矢を向けるが、オデットはそれを遮り、魔術師が死ぬと、魔法の呪いは永久に解けなくなると話す。さらにオデットは、もしジークフリードが愛の誓いを破るようなことがあったら、彼女は永遠に白鳥の姿でいなくてはならないと伝える。やがて夜明けが訪れ、オデットと仲間たちは白鳥の姿に戻り、湖へと帰っていく。

翌日、壮麗なレセプションには、ジークフリード王子の結婚相手の候補として3人の王女が招かれていた。3人の王女たちはそれぞれジークフリードのために踊りを披露するが、彼は心ここにあらずの様子で、花嫁を選ぶことを断ってしまう。ファンファーレが鳴り響き、予定されていなかった客人の到来を告げる。それは使節に身を扮したロットバルトと、魔法でオデットそっくりに姿を変えた、彼の娘オディールだった。
王子は驚くほどオデットに似たこの見知らぬ客人に心奪われ、やがてこの女性が白鳥の姫だと信じ込んでしまう・・・・・・。

Movie動画

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
15,950円 13,750円 10,450円 8,250円 6,050円
席種 料金(10%税込)
S席 15,950円
A席 13,750円
B席 10,450円
C席 8,250円
D席 6,050円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

※本公演は、「2027/2028シーズン バレエ&ダンス 郵送申込シード権」
獲得のための購入実績カウント対象公演です。

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2026年4月4日(土)10:00~13日(月)

新国メンバーズ先行販売期間:2026年4月5日(日)10:00~13日(月)

一般発売日:2026年4月18日(土)10:00~

チケット取り扱い

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新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

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割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(中学生以下):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。また、1階席前方のお座席ではダンサーの足先などが見えにくい場合がございます。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。