2025/2026シーズン

マノンManon

助成:
文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等育成・文化施設高付加価値化支援事業)
|独立行政法人日本芸術文化振興会
公演期間:
2026年3月19日[木]~3月22日[日]
予定上演時間:
約2時間45分(休憩含む)

Introductionはじめに

感情ほとばしる 破滅的な愛と欲望のドラマ

2020年の上演時にはコロナ禍の影響により一部公演中止となってしまったマクミランの『マノン』がオペラパレスに再び戻ってきます。アベ・プレヴォーによって書かれたマノン・レスコーの物語は、プッチーニやマスネがオペラにしたのをはじめ、絵画や映画の題材としても幾度も取り上げられています。マクミランの『マノン』は英国バレエの最高峰と言われ、欄熟した退廃的な社交界と過酷な貧困が表裏一体となった18世紀フランスの格差社会を舞台に、人間の心の闇まで踏み込んで描かれています。愛しあいながらもひたすら破滅へと落ちてゆく若い二人のドラマはあまりに美しくかつ壮絶です。マクミラン独特のアクロバティックなリフトを多用したパ・ド・ドゥの数々が、マスネの胸を打つ美しい旋律と溶け合って二人の心情を強く訴えかけます。

制作協力:英国ロイヤル・バレエ&オペラ
Manon is produced in association with the Royal Ballet and Opera. This production was first seen at the Royal Opera House, London on 7th March 1974.

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Schedule公演日程

公演日程

2026年3月19日(木) 18:30

2026年3月20日(金・祝) 13:00

2026年3月20日(金・祝) 18:00

2026年3月21日(土) 14:00

2026年3月22日(日) 13:00

2026年3月22日(日) 18:00

予定上演時間

2時間45分(休憩含む)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

  • 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【振付】ケネス・マクミラン
  • 【音楽】ジュール・マスネ
  • 【編曲】マーティン・イェーツ
  • 【美術・衣裳】ニコラス・ジョージアディス
  • 【照明】沢田祐二
  • 【監修】デボラ・マクミラン
  • 振付ケネス・
    マクミラン
  • 編曲マーティン・
    イェーツ
  • 美術・衣裳ニコラス・
    ジョージアディス
  • 照明沢田祐二
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キャスト

  • 【指揮】マーティン・イェーツ
  • 【管弦楽】東京交響楽団
  • 指揮マーティン・
    イェーツ
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Profile

【振付】ケネス・マクミラン(Sir Kenneth MACMILLAN)

1929年スコットランド生まれ。サドラーズ・ウェルズ(現英国ロイヤル)バレエ学校で学び、46年にはサドラーズ・ウェルズ・シアター・バレエの創立メンバーとなる。その後コヴェント・ガーデンのロイヤルオペラハウスでも踊り、優秀なクラシック・ダンサーとしてだけでなく、面白く共感を呼ぶマイムも得意とした。52年にサドラーズ・ウェルズ・シアター・バレエでの最初の振付作品『夢遊病』がヒットする。これ以来『隠れ家』『招待』『春の祭典』『ラス・エルマナス』、そして最初の全幕バレエである『ロメオとジュリエット』など次々と優れた作品を発表。この間シュトゥットガルト・バレエ団やベルリン・ドイツ・オペラ・バレエのためにも作品を振り付けた。70年にアシュトンの後任として英国ロイヤルバレエ芸術監督に就任、全幕作品の『アナスタシア』『マノン』などを創る。77年に英国ロイヤルバレエの芸術監督を辞任して振付に専念、『マイヤリング(うたかたの恋)』『グローリア』『Valley of Shadows』『パゴダの王子』『三人姉妹』『ユダの木』などの作品を発表する。92年『マイヤリング』上演中のロイヤルバレエの楽屋で死去。

【美術・衣裳】ニコラス・ジョージアディス(Nicholas GEORGIADIS)

アテネに生まれる。アテネおよびニューヨークで建築を学ぶ。ロンドンのスレード・スクールで舞台美術を学び、後に同学校で教鞭をとる。『招待』『アゴン』『ラス・エルマーナス』『ロメオとジュリエット』『大地の歌』『マノン』『マイヤリング(うたかたの恋)』『パゴダの王子』など、マクミラン振付作品の美術を次々と担当。『オルフェウス』と『テンペスト』ではイヴニング・スタンダード賞を受賞している。またヌレエフからも依頼を受け、『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『ライモンダ』『ドン・キホーテ』『ワシントン・スクエア』で美術を手がける。英国ロイヤルオペラの『アイーダ』『トロイ』をはじめとするオペラ作品のほか、演劇作品もデザインしている。1984年、舞台美術界への貢献を評価されて名誉大英勲章(CBE)を授与される。2001年死去。

【照明】沢田 祐二(SAWADA Yuji)

東京生まれ。文化庁派遣在外研修員としてロンドン、ベルリンで演劇、オペラ、バレエの照明法を学ぶ。現在は演劇、オペラ、バレエ、ミュージカルなど幅広いジャンルで照明デザイナーとして活躍。新国立劇場におけるバレエ公演では『眠れる森の美女』『ホフマン物語』『シンデレラ』『ロメオとジュリエット』『ライモンダ』『マノン』『カルメン』『オルフェオとエウリディーチェ』『椿姫』『火の鳥』『パゴダの王子』など。日本バレエ協会公演『白鳥の湖』『ジゼル』『眠れる森の美女』『アンナ・カレーニナ』なども手掛ける。他に新国立劇場ではオペラで『カルメン』『魔弾の射手』『黒船』『修善寺物語』『鹿鳴館』『夜叉ヶ池』、演劇では『城』『わが町』『アジア温泉』『ピグマリオン』『かもめ』『オレステイア』などを手掛ける。第1、10回照明家協会賞大賞、文部大臣奨励賞。第1回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞。第33回紀伊國屋演劇賞。第1回橘秋子舞台クリエイティブ賞を受賞。

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Profile

【編曲・指揮】マーティン・イェーツ(Martin YATES)

20年余りにわたり多彩なジャンルで活躍してきた英国人指揮者。ピアノ、作曲、指揮を学んだ後、イスラエル・ナショナル・オペラで指揮者としてデビュー。以降、英国内のロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、バーミンガム市立交響楽団、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー、ハレ管弦楽団などのオーケストラに客演し、ヨーロッパ各地の管弦楽団に招かれている。スウェーデン室内管弦楽団ではマーク=アンソニー・タネジの『A Prayer Out of Stillness』の世界初演を指揮。また一流の伴奏者としても評価が高く、ホセ・カレーラス、バーバラ・ヘンドリックス、ブリン・ターフェル、モンセラート・カバリエ、ロベルト・アラーニャ、アンジェラ・ゲオルギュー、ヨーヨー・マら世界的に有名な芸術家と共演している。またミュージカル指揮者としても知られており、ウエスト・エンドのミュージカルのヒット作の音楽監督を多数務めている。バレエは音楽活動の中心的位置を占めており、英国ロイヤルバレエとは、2004年2月にストラヴィンスキー作曲『アゴン』でデビューして以来、これまでに『マノン』 『ロメオとジュリエット』 『うたかたの恋』 『七つの大罪』 『白鳥の湖』を指揮したほか、同団のツアー公演に同行している。ノルウェー国立バレエ団、フィンランド国立バレエ団にもたびたび客演し、成功を収める。新国立劇場では、『マノン』 『シンデレラ』 『ロメオとジュリエット』 『ドン・キホーテ』『夏の夜の夢』『マクベス』を指揮している。

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Storyものがたり

美しい少女マノンと神学生デ・グリューは恋に落ち、駆け落ちをする。老富豪ムッシューG.M.はマノンの兄レスコーに彼女を愛人にしたいと持ちかけ、大金と引き換えに兄レスコーの同意を取り付ける。マノンとデ・グリューはしばし共に暮らすが、デ・グリューの留守中にムッシューG.M.が現れ、大金でマノンを説得し愛人として彼女を連れ去ってしまう。ムッシューG.M.のパーティーでマノンとデ・グリューは再会、マノンへの愛を訴えるデ・グリューに「カードでイカサマしてムッシューG.M.の金を巻き上げられれば一緒に行く」と答えるマノン。だがイカサマは見破られてしまう。

逃亡するマノンとデ・グリューだが、マノンが捕まりアメリカに流刑となる。デ・グリューはマノンを追ってアメリカへ。刑務所でも美しい彼女は看守に口説かれ、そこへデ・グリューが現れる。彼は看守を刺し、マノンを連れて逃亡する。ルイジアナの沼地に逃げ込む二人。疲れ果てたマノンは倒れ、デ・グリューの腕の中で静かに息絶える。

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
14,850円 12,650円 9,350円 6,050円 4,950円
席種 料金(10%税込)
S席 14,850円
A席 12,650円
B席 9,350円
C席 6,050円
D席 4,950円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

※本公演は、「2026/2027シーズン バレエ&ダンス 郵送申込シード権」
獲得のための購入実績カウント対象公演です。

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2026年1月12日(月・祝)10:00~21日(水)

新国メンバーズ先行販売期間:2026年1月13日(火)10:00~21日(水)

一般発売日:2026年2月14日(土)10:00~

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

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JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(中学生以下):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、各プレイガイドで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

割引の詳細はこちら
U25・39優待チケットについてはこちら

Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 4歳未満のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。また、1階席前方のお座席ではダンサーの足先などが見えにくい場合がございます。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。