プロフィール

デニス・マトヴィエンコ Denys Matvienko
〈マリインスキー劇場 プリンシパル〉
〈新国立劇場シーズンスペシャルゲスト〉
ウクライナ国立キエフ・バレエ学校で学び、1997年にシェフチェンコ記念ウクライナ国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場バレエ(キエフ・バレエ)に入団した。主なレパートリーには、チャイコフスキーの三大バレエをはじめ、『ドン・キホーテ』などの古典バレエの主役から『ロメオとジュリエット』、アロソン振付『カルメン組曲』などがある。主な受賞歴に96年のキエフのセルジュ・リファール国際バレエ・コンクール第2位、97年にルクセンブルク国際バレエ・コンクールのグランプリ、99年には名古屋国際バレエ・コンクール第1位及びニジンスキー賞などの受賞がある。新国立劇場には、2000年3月の『ドン・キホーテ』で初登場し以後、01年4月の『眠れる森の美女』、02年6月の『ジゼル』、12月の『くるみ割り人形』など毎シーズン客演し、ダイナミックな舞台で観客を魅了し続ける。2003/2004シーズンからはシーズンゲストダンサーとして新国立劇場に登場する。10月のバレエ・ガラ『THE CHIC』、11月『マノン』でデ・グリューに初挑戦、繊細かつ情熱的な踊りで好評を博す。01年初演時にマクミラン版ロメオに初挑戦、鮮烈な印象で絶賛され、2003/2004シーズンにも『ロメオとジュリエット』のロメオで熱演した。6月の『眠れる森の美女』のデジレ王子では新人さいとう美帆と踊り見事なパートナーシップを見せた。05年4月『眠れる森の美女』で寺島ひろみを、10月『ライモンダ』(第1幕より夢の場)では厚木三杏をパートナーに息の合った踊りを見せた。05年第10回モスクワ国際バレエ・コンクールでグランプリを受賞。2005/2006シーズンよりボリショイ劇場ともシーズンゲストプリンシパルの契約を結び、これまで『ラ・バヤデール』『スパルタクス』『ドン・キホーテ』を踊ったほか、ガラコンサートではアナスタシアと『海賊』のパ・ド・ドゥを踊る。06年早々に『眠れる森の美女』『ラ・バヤデール』『ファラオの娘』(ピエール・ラコット振付)などを踊った。また、15年ぶりに改訂上演される『黄金時代』(ショスタコーヴィチ作曲グリゴローヴィチ振付)にもアナスタシアと出演する。06年8月ボリショイ劇場バレエ・ロンドン公演でスヴェトラーナ・ザハロワと組み好評を博した。2007/2008シーズンは『椿姫』『ラ・バヤデール』に出演。


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