バレエ&ダンス公演関連ニュース
「バレエ・アステラス2025」英国ロイヤルバレエ 高田茜・平野亮一 追加上演作品発表!
7月18日(土)、19日(日)の2日間、新国立劇場オペラパレスにて開催されるバレエ・ガラ公演「バレエ・アステラス2025」において、ゲスト出演する英国ロイヤルバレエ プリンシパルの高田茜と平野亮一は、L.スカーレット振付作品『アスフォデルの花畑』よりパ・ド・ドゥを追加上演することが決定しました。
-
高田茜
©Andrej Uspenski -
平野亮一
©Johan Persson
『アスフォデルの花畑』は、2010年、当時24歳だったスカーレットが英国ロイヤルバレエに振り付けた作品で、英国批評家協会が主催する「2010ナショナル・ダンス・アワード」のベスト・クラシカル振付に選ばれるなど、彼が一躍脚光を浴びるきっかけとなった作品です。題名であるアスフォデルの花畑(Asphodel Meadows)は、ギリシャ神話における冥界のひとつに由来します。F.プーランク作曲「2台のピアノのための協奏曲」第2楽章に振り付けられたパ・ド・ドゥは、その冥界にたゆたう二つの魂の美しさを神秘的に描き、深遠で哲学的な感覚にもなる不思議な魅力に包まれた作品です。 世界がスカーレットに注目することとなったこの作品をぜひお楽しみいただきたいと思います。なお、今回のピアニストは、バレエ・アステラス2016,2018にも参加した巨瀬励起と、ウィーン国立バレエ専属ピアニストの滝澤志野が務めます。
C.ウィールドン振付『Within the Golden Hour』よりパ・ド・ドゥとL.スカーレット振付『アスフォデルの花畑』よりパ・ド・ドゥのいずれの作品も、国内ではなかなか上演機会がない作品です。今回は、その2作品を、正に2人の振付家と縁の深い英国ロイヤルバレエの2人のプリンシパルでご覧いただくことができる貴重な機会です。 ぜひお見逃しなく。
-
巨瀬励起
(ピアノ)©Ayane Shindo -
滝澤志野
(ピアノ)
- 新国立劇場HOME
- バレエ&ダンス公演関連ニュース
-
「バレエ・アステラス2025」英国ロイヤルバレエ 高田茜・平野亮一 追加上演作品発表!