プロフィール

指揮:ダン・エッティンガー
ニュー・イスラエル・オペラ常任指揮者を務めた後、03/04シーズンからベルリン州立歌劇場首席指揮者兼音楽監督助手に就任。これまでに「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」「トスカ」「トゥーランドット」「愛の妙薬」「コジ・ファン・トゥッテ」「タンホイザー」「ラ・ボエーム」などを指揮。ロサンゼルス・オペラ「アイーダ」で米国デビュー後、06年1月同劇場で「蝶々夫人」を指揮した。03年「ファルスタッフ」、05年「コジ・ファン・トゥッテ」、06年「イドメネオ」に続いて、4回目の新国立劇場登場。

演出:ジョナサン・ミラー
ロンドン生まれ。医学博士、作家、テレビプロデューサー、演劇・オペラの演出など幅広い分野で国際的に活躍。BBC制作シェイクスピアシリーズなどシェイクスピア作品の演出で特に名高い。オペラの分野ではENOで「フィガロの結婚」「リゴレット」「カルメン」「ばらの騎士」などを演出。また、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭、フィレンツェ5月音楽祭等で演出している。07年「ばらの騎士」で、2回目の新国立劇場登場。

ファルスタッフ:アラン・タイタス
ニューヨーク出身。ジュリアード音楽院で学ぶ。ワシントン・オペラでデビュー後、バイエルン州立歌劇場「ファルスタッフ」タイトルロール、「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ、ミラノ・スカラ座「アラベッラ」マンドリカ、フランクフルト歌劇場「ニュルンベルクのマイスタージンガー」ハンス・ザックスなどに出演。98年以降バイロイト音楽祭「さまよえるオランダ人」タイトルロール、「ニーベルングの指環」ヴォータンとさすらい人などで絶賛を博す。世界を代表するバリトン。01年「ラインの黄金」、04年「サロメ」に続いて、3回目の新国立劇場登場。

フォード:ヴォルフガング・ブレンデル
ミュンヘン出身。71年からバイエルン州立歌劇場と15年間の契約を結び、「椿姫」ジェルモン、「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵などを演じる。77年宮廷歌手の称号を授与。85年にはバイロイト音楽祭に「タンホイザー」ヴォルフラム、英国ロイヤルオペラに「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵でそれぞれデビュー。ウィーン国立歌劇場で活躍。04年「マクベス」、05年「フィガロの結婚」、06年「こうもり」に続いて、4回目の新国立劇場登場となる。

フォード夫人アリーチェ:セレーナ・ファルノッキア
イタリア出身。今後の活躍が大きく期待される若手ソプラノ。今までに出演した主な劇場はナポリ・サン・カルロ劇場、マントヴァ市立劇場、ローマ・オペラ座、ミラノ・スカラ座、シュトゥットガルト州立歌劇場、フィンランド国立歌劇場、ボローニャ歌劇場等があげられる。レパートリーには「ファルスタッフ」アリーチェ、「カルメン」ミカエラ、「ドン・ジョヴァンニ」ドンナ・アンナ、「トゥーランドット」リューなどがある。新国立劇場初登場。

クイックリー夫人:カラン・アームストロング
アメリカ出身。メトロポリタン歌劇場などアメリカで活躍した後、74年にストラスブールで「カルメン」ミカエラを歌いヨーロッパでビュー。以来、世界の主要な歌劇場に出演を重ねている。古典から現代音楽まで広汎なレパートリーを持ち、「フィデリオ」レオノーレ、「タンホイザー」ヴェーヌス、「ラ・ボエーム」ミミ、「ヴォツェック」マリーをはじめ、ヘンツェ、ベリオなどのオペラも手がけている。新国立劇場には04年「エレクトラ」クリテムネストラ以来2度目の出演。

ナンネッタ:中村恵理
大阪音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第5期生修了。05年12月アテネにおいて、マリナー指揮、ハンペ演出「魔笛」でヨーロッパ・デビュー。現在、アムステルダムのオペラスタジオ・ネザーランド正式メンバーとして活躍中。新国立劇場ではオペラ研修所在籍中の03年「フィガロの結婚」バルバリーナでデビュー以来05年の同演目再演同役、06年「こうもり」イーダ、絶賛を博した「イドメネオ」イーリアなどに出演。

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