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美しきものの伝説
Utsukushikimono no Densetsu
中劇場 Playhouse

   
 <スタッフ>
作   :宮本研演   出 :木村光一音   楽 :宇崎竜童
美   術 :石井強司照   明 :室伏生大音   響 :深川定次
衣   裳 :渡辺園子演出助手 :浅沼一彦舞台監督 :三上司

   
 <出演者>
林隆三     三田和代    久野綾希子    上條恒彦
中野誠也    すまけい    佐藤慶      江藤潤
山本亘     寺杣昌紀    塩田朋子     中村啓士
池田有希子   関谷聡     内田紳一郎    丸林昭夫
松熊信義 ほか

   
 <日程>
11月 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21
1:00     休 
 演
                 
2:00                      
6:00                            
6:30                        

開場は開演の60分前です。
   
 <料金>
S席:6,300円A席:5,250円B席:3,150円

美しきものの伝説のチラシ  新国立劇場に、今、新たな“伝説”が生まれます。
 ベル・エポックの時代、大正・・・・・・明治の桎梏から解き放たれ、大正デモクラシーがおこり、大正ロマンに彩られ、社会は貧しくも新しい文化が花開いた時代。理想のために、夢のために、愛のために、死ぬことまでできた愚かしくも、美しい人間たちがいた。大杉栄、伊藤野枝、平塚らいてう、辻潤、堺利彦、荒畑寒村、島村抱月、小山内薫、沢田正二郎、久保栄、中山晋平・・・・・・。彼らは、理想と現実に悩みながら、真剣に情熱的に、芸術を語り、愛を語り、社会の変革を語り、女性解放を語り、そして実践した・・・・・・。

 花咲かそ  花咲かそ  死ぬほど生きた人たちのため

 花咲かそ  花咲かそ  未来に生きる人たちのため……

 ‘68文学座で初演され、伝説の舞台となった戦後演劇の傑作。円熟・気鋭のキャストに、宇崎竜童の音楽を加えた木村光一演出「美しきものの伝説」は、夢や理想を失った時代に、懸命に生きることの意味を語りかけます。

 ・・・・・・ひたむきに生きる人々とは、なんと滑稽で、華やかで、そして、痛ましい存在なのだろうか。未来に希望を求めて行動する大正期の芸術家・社会活動家たちの群像劇。時代が青春と情熱を失った今、あの死者たちは私たちに問いかける。さあ、あなたたち、もういちど未来に夢を見ようではないか、と。
木村光一

 物語は、大正元年、伊藤野枝が社会主義運動家・堺利彦の売文社を訪ね、大杉栄や平塚らいてうに出会う場面から始まります。そして、野枝の大杉栄との恋愛と辻潤との別れ・・・・・・。演劇史の人々と思想史、様々に出会い関わり合う姿が、喜劇的・戯画的に描かれながら、大正12年の関東大震災直後、野枝と大杉を死が襲うまでをたどり代を奔走し、時代に殉じた人間たちの物語が、虚実入り交じり、楽しくも哀しく展開します。

『キーン』『美しきものの伝説』合同制作発表


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