オペラ
バレエ&ダンス
演劇
貸し劇場公演
バックステージツアー
新国立劇場Webボックスオフィス
ボックスオフィス
グループでのお申し込み


こうもり【全3幕】 <日本語上演>

 
芸術監督:畑中良輔
原作:アンリ・メイヤック
 ルドヴィック・アレヴィ
原台本:カール・ハフナー
 リヒャルト・ジュネー
台本:寺崎裕則
訳詞:滝弘太郎
指揮:北原幸男
演出:寺崎裕則
ステージング:藤代暁子
振付:横井 茂
 新井雅子
舞台美術:川口直次
照明:奥畑康夫
衣裳スーパーバイザー:畑野一恵
合唱指揮:榊原 徹
舞台監督:菅原多敢弘
副指揮:上野正博
 角 岳史
演出助手:米澤建治
合唱:新国立劇場合唱団
バレエ:東京バレエグループ
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

<日程>

1999年 4月21日(水)18:30
      23日(金)19:00
     25日(日)15:00
     22日(木)18:30
     24日(土)15:00
           全5回公演

S席:18,900円
A席:15,750円
B席:12,600円
C席: 9,450円
D席: 6,300円
E席: 3,150円

前売開始 :1999年1月24日(日) 10:00〜


   
 <出演者>
  4/21,23,25 22,24
アイゼンシュタイン(富豪) 近藤政伸 田代 誠
ロザリンデ(その妻) 松本美和子 佐々木典子
アデーレ(小間使) 塩田美奈子 足立さつき
アルフレート(オペラ歌手) 錦織 健 中鉢 聡
フランク(刑務所長) 小川裕二 松尾健市
ファルケ(公証人) 小栗純一 黒田 博
オルロフスキー(ロシアの貴族) 太刀川昭 柴田智子
ブリント(弁護士) 筒井修平 三浦克次
フロッシュ(看守) 川端槇二      
イーダ(バレリーナ) 草刈民代(特別出演)




ワルツ王J.シュトラウスU世によるオペレッタの最高傑作。
大晦日の舞踏会はシャンパンの泡のいたずらで大騒ぎ!


1999年が没後100年にあたるワルツ王ヨハン・シュトラウスU世は、16に及ぶオペレッタを残しています。その3作目としてウィーン郊外で書き上げた「こうもり」は、オペレッタの中でも最高傑作と言われています。シュトラウスの街、ウィーンでは、世界的な注目を浴びるニューイヤーコンサートと並び、年末年始の風物詩として毎年大晦日の晩に「こうもり」が上演されます。通常はオペレッタを上演しないウィーン国立歌劇場で「こうもり」だけは別格扱いで上演されるほどの名作です。このオペレッタは、1874年4月5日、ウィーンのアン・デア・ウィーン劇場にて、作曲者本人の指揮で初演され、瞬く間に世界中に愛される作品になりました。随所に散りばめられた美しいワルツやポルカ、小枠で品格のある風刺やしゃれは人々の心を高揚げさせ、ハッピーエンドを迎える頃には歌と踊りと芝居が見事に結合し、客席と舞台が一体化する最高の音楽劇です。新国立劇場初登場のオペレッタで、シャンパンの泡のいたずらの一部始終をお楽しみください。



あらすじ

1874年の大晦日、裕福な資産家アイゼンシュタインは、年末年始を妻のロザリンデと過ごすためバーデンの別荘に滞在している。アイゼンシュタインは顧問弁護士ブリント博士の不手際で、今日から8日間の禁固刑を受けて大憤慨。そこへ、友人の公証人ファルケが、刑務所に行く前にオルロフスキー公爵邸で今夜開かれる舞踏会に行こうと誘う。ファルケはロザリンデにもこの舞踏会の招待状を渡し、女中アデーレにはバレリーナの妹イーダから、声がかかっていた。実は、ファルケは”こうもり博士”渾名をつけられた仕返しに、この舞踏会で復習劇を仕組んでいたのだ。
艶やかな舞踏会会場では、ファルケの指示通り、アイゼンシュタインはフランスのルーナル公爵、ロザリンデは仮面をつけたハンガリーの伯爵夫人、刑務所長フランクはフランスの騎士シャーグラン、アデーレは女優のオルガになりすましている。女好きのアイゼンシュタインは、ハンガリーの伯爵夫人を自分の妻とは知らずに「鈴の音時計」を使って口説くが、この時計を取られてしまう。歌・踊り・シャンパンに溢れた舞踏会は最高潮に達し、新年を迎える。
翌朝、刑務所では、ロザリンデのかつての恋人アルフレートが故あってアイゼンシュタインの代わりに投獄されている。出頭したアイゼンシュタインは、駆けつけたロザリンテとアルフレートの関係を疑って妻の浮気を責め立てるが、ロザリンデは「鈴の音時計」を取り出して逆襲をかける。そこへ、ファルケとオルロフスキーが舞踏会の客たちと共に現われ、「全ては、シャンパンのいたずら!」と大団円を迎える。


このページのトップへ