全2幕

作     曲:アドルフ・アダン
振     付:ジャン・コラリ/ジュ−ル・ペロー/マリウス・プティパ
改 訂 振 付:コンスタンチン・セルゲーエフ
指     揮:ヴィクトル・フェドートフ
監     修:ナターリヤ・ドゥジンスカヤ
振 付 指 導:ワディム・デスニツキー/ゲンリエッタ・メーリニコワ
舞台美術・衣裳:ヴャチェスラフ・オークネフ
装置・衣裳製作:ヴォズロジジェーニエ社(サンクトペテルブルグ)
舞 台 監 督:池田正宣(ザ・スタッフ)
管  弦  楽 :東京フィルハーモニー交響楽団
芸 術 監 督:島田廣

1998年10月28日(水)7:00
30日(金)7:00
11月 1日(日)2:00
   29日(木)7:00
   31日(土)3:00
   (5回公演) 

S席;10,500円
A席; 8,400円
B席; 6,300円
C席; 3,150円

●前売開始日 7月19日(日)10:00〜


 <出演者>
ゲスト アナスタシア・ヴォロチコーワ
アンドレイ・ウバーロフ

  10/28   29   30   31 11/ 1
ジゼル A.ヴォロチコーワ 酒井はな A.ヴォロチコーワ 西山裕子 酒井はな
アルベルト A・ウヴァーロフ 小嶋直也 A・ウヴァーロフ 逸見智彦 小嶋直也
ミルタ 菊地美樹 大森結城 菊地美樹 菊地美樹 西川貴子
ハンス 市川透 奥田慎也 市川透 市川透 奥田慎也


あらすじ
病弱ながら踊りの大好きな村娘ジゼル。 ジゼルは村の若者ロイスと相思相愛です。折りしも村はブドウの収穫を祝う祭りの賑わい。 収穫の女神役にも選ばれて幸せ一杯のジゼルに突如、不幸が襲いかかります。恋人ロイスが 実は貴族でアルベルトという本名を持 ちしかも婚約者のある身だったなんて・・・。 あまりの驚きと悲しみにジゼルは狂乱し、そのまま息絶えてしまいます。 後悔の念に打ちのめされたアルベルトはジゼルの墓を訪ねます。月明かりに青く照らし出された夜の森。 そこは、嫁入り前に命を落とした乙女の霊・ウィリたちの支配する死の世界でした。 ここに迷い込んだ若者は、ウィリたちによって死ぬまで踊り続けねばならないのです。 死んでなおアルベルトを忘れられないジゼルは、仲間のウィリたちから何とか彼を守ろうと・・・。

ロマンティック・バレエの代表作
新国立劇場が芸術の秋にお届けするのは、ロマンティック・バレエの代表作『ジゼル』 です。ドイツのウィリ伝説を取り上げた詩人ハイネの作品に想を得て、ゴ−チェ、 サン=ジョルジュらが台本を作成し、1841年にパリ・オペラ座で初演されました。 現存するバレエ作品の中でも最古の部類に入るこの作品は、1世紀半の時を超えて 今なお世界中で上演され続けています。牧歌的な秋の風情と村人たちの素朴な生活を描く 第一幕、一転してウィリたちによる冷酷で幻想的な世界が展開する第2幕。 対照的な二つのシ−ンを通じて恋人への一途な愛情を貫く主人公の姿は、多くの人々に 感動を与えることでしょう。今回は、ドゥジンスカヤ、ウラノワをはじめ 数々の名ジゼルを生み出したロシアで幅広い支持を得ているセルゲーエフ版を、 ドゥジンスカヤ女史自らの監修で上演します。


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