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ジークフリートの冒険

インタビュー

森の小鳥・直野容子氏ショートインタビュー

先日行われた「“うたってふれよう オペラ体験”こどもワークショップ」。 森の小鳥役としてワークショップ全体を進行したソプラノ歌手・直野容子さんに、ワークショップを振り返っていただき、感想を語ってもらいました。

Q

先日のワークショップは大成功を収めることが出来ました。

A

最初は、子供たちがどのように反応するか判らない不安がありました。
でも、実際に始まってみると子供たちは素晴らしい反応で応えてくれました。まず、私が「みんなぁ! こんにちは!」と挨拶をしたら、大きな声で返事が返ってきたことで安心しましたね(笑)。
そして、演技のレッスンの時に例えば、男の子たちは自分を“カッコよく見せるポーズ”、そして女の子たちは“綺麗なポーズ”を考えてくれました。短い時間の中で、キャラクターを演じようとしている子供たち!本当に素晴らしかったです!

怪物・ファフナーを退治!
Q

昨年のこどものためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険 指環を取りもどせ!」に出演、そして、「こどもワークショップ」に森の小鳥役として参加されました。

A

こどもオペラのエンディングは、出演者が客席を廻ります。その時に子供たちが目をキラキラさせて、本当にうれしそうに手を振ってくれて、「楽しかった!来年も観に来るからね!」といって下さった事が、私にとってとてもうれしい記憶として残っていました。客席の保護者の方々も、喜んでいるお子様の反応を見て、とても楽しそうでした。

そして、今年のこのワークショップ!「昨年のこどもオペラがとても楽しかったので、このワークショップに参加しました!」と声を掛けて下さった方々がたくさんいらっしゃいました。ワークショップ終了後にも、「今年の夏は、こどもオペラを絶対見に行くからね!」とまた声を掛けていただいて。
そのような言葉を掛けて下さるのがとても嬉しいです。そして、お子様にとって<オペラは楽しい物>と感じていただけたことが本当に良かったと思います。

Q

その「こどもオペラ」の魅力とはなんでしょう。

A

子供にとって、オペラを観ながら“オペラの登場人物に自分が成りきれること”ってすごく楽しいのではないかと思います。昨年も、最初のシーンで出演者が客席に呼びかけると、子供たちは大きなリアクションをしてくれました。そして、曲のリズムに合わせて体を動かしたりしてくれました。その時点で、子供たちはオペラに夢中になってくれたなって。舞台の上からも分かるんです。子供たちが舞台に集中してるなって。客席と舞台が一体になった瞬間って、ホント最高に嬉しい瞬間ですね。

勝利のポーズ!
Q

今年のこどものためのオペラ劇場「ジークフリートの冒険 指環を取りもどせ!」にも同役(森の小鳥)で出演されますね。

A

昨年、見逃してしまった方、是非観に来てください!
この作品がお子様にとってどんなに楽しい作品かは、昨年の反応、そして先回のワークショップで、自信を持ってお勧めできます!!
私たち出演者も、昨年以上に作品を練り上げて、もっと楽しんでいただけるように頑張ります。ですから、昨年観られた方も、今年もまた観に来てくださいね!待ってます!

「“うたってふれよう オペラ体験”こどもワークショップ」の模様

「ジークフリートの冒険〜指環(ゆびわ)をとりもどせ!」公演情報
(2005年7月30日〜8月1日)

チケットは現在発売しております。
お申し込み:新国立劇場ボックスオフィス 03−5352−9999


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