作 曲:團伊玖磨
台 本:團伊玖磨/小田健也
指 揮:團伊玖磨/星出豊
演 出:西澤敬一
合 唱:東京混声合唱団・日本オペラ協会合唱団
管弦楽:東京交響楽団

1997年10月10日(祝)2:00
12日(日)3:00
   11日(土)3:00
   13日(月)6:30
(4回公演)

S席;18,000円
A席;15,000円
B席;12,000円
C席; 9,000円
D席; 6,000円
E席; 3,000円

●前売券は完売しました。


あらすじ
古事記・日本書紀に登場する英雄、倭建命(ヤマトタケルノミコト)の物語を題材に、「戦さ人・建(タケル)」を描く。忍代別天皇(オシロワケノミカド)の皇子、建は、西国の征討から凱旋すると間もなく再び東国十二国平定の遠征を命じられる。建は、策略による火攻めや海難に行く手を阻まれるが、草薙剣(クサナギノツルギ)等の神力や、妻弟橘姫(オトタチバナヒメ)の犠牲のもとに難を逃れる。しかし、国土平定という大義のために人としての幸せを剥奪され、満身創痍の建はついに帰路半ばにして倒れる。天皇である父への想いと不信という苦悩の中に故国、倭の平和と民の幸せを希求しながら、建は白鳥となって天に消えてゆく。

新国立劇場のグランドオープンを飾る
オペラ『建・TAKERU』!

世界中の注目を集め、いよいよ日本初のオペラハウスがオープンします。
『建・TAKERU』はその記念すべき開場記念公演の第1作目であり、新国立劇場のグランドオープンを飾ります。

新しいオペラ時代の到来!伝説の英雄、今甦る。
あの不朽の名作オペラ『夕鶴』『ひかりごけ』の作曲者團伊玖磨が、壮大なスケールで描くオペラ『建・TAKERU』。「人よ、幸く暮らせ。国よ、病む事無がれ。」という建のメッセージは、私たちに今日的な意味を持って迫ってきます。英雄・建に、福島明也と稲垣俊也。建の妻・弟橘姫に林康子と佐藤しのぶ。日本オペラの新しい時代の幕開けを告げるにふさわしい豪華キャスト陣です。

<配役>AキャストBキャスト
建(タケル:倭の国、忍代別天皇の皇子、小碓)福島明也稲垣俊也
弟橘姫(オトタチバナヒメ:建の妻)林 康子佐藤しのぶ
火焚翁(ヒタキノオキナ:建の従者(老人))山口俊彦平野忠彦
忍代別天皇(オシロワケノミカド:倭の王、建の父、倭姫の兄)小林一男田口興輔
倭姫(ヤマトヒメ:建の叔母、忍代別天皇の妹)伊原直子永井和子
吉備(キビ:吉備武彦(キビノタケヒコ)、忍代別天皇の使者(密偵))松浦 健大間知覚
大伴(オオトモ:大伴武日連(オオトモノタケヒノムラジ)、倭の兵士)木村俊光勝部 太
尾足(オタリ:駿河の国造(スルガノクニノミヤツコ))島村武男蓮井求道
夏乃(ナツノ:尾足の娘、春乃の妹)塩田美奈子腰越満美
春乃(ハルノ:尾足の娘)澤畑恵美宇佐美瑠璃



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