高校生のためのオペラ鑑賞教室
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「蝶々夫人」 ものがたり
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平成19年度新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 G.プッチーニ 蝶々夫人

「蝶々夫人」 ものがたり

[ものがたり] 明治の長崎。アメリカ海軍士官ピンカートンは、結婚斡旋人ゴローの仲介で、15歳の蝶々さんを現地妻とし盛大な結婚式を挙げる。蝶々さんは、今は芸者だがもとは没落士族の娘、この結婚に真剣である。このことを知る長崎駐在のアメリカ領事シャープレスは、ピンカートンの軽薄さに不安を抱く。やがてピンカートンは帰国。蝶々さんは、音信不通になっても「ある晴れた日にきっと帰ってくる」と信じ、女中のスズキと夫の帰国後に生まれた子どもと共に、ピンカートンの帰りを待ち続けている。3年以上の時が経ち、ピンカートンはアメリカで『本当の』結婚をし、妻ケートを連れて再び日本にやってくる。彼は、スズキとシャープレスから蝶々さんの一途な愛を知らされ、後悔の念に苛まれ、その場を逃げ去ってしまう。そこに蝶々さんが現れ、すべてを悟る。蝶々さんは、子どもをピンカートン夫妻に託す決心をし、自ら短刀で命を絶つ。短刀は父の形見。そこには「名誉をもって生きられぬ者は名誉のうちに死ね」と刻まれていた。











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