2013年7月2日
演劇公演「象」が初日を迎えました
新国立劇場開場15周年 2012/2013シーズン演劇公演の掉尾を飾る
「象」が本日、初日を迎えました。
2010年3月に上演され、その斬新な演出と独特な世界観が大きな反響を呼んだ、別役実初期の代表作『象』の待望の再演です。
原爆で背中に負ったケロイドを町中で見せびらかし、人々から拍手喝采を得たいと奇妙な情熱を抱く病人。彼を引き止め、ひっそり我慢することしかしてはいけないと説得する男。二人の心の行き違いを軸に被爆者の陥った閉塞状況、苦悩を通して社会全体が抱える存在の不安を、張りつめた筆致で鋭く描きます。
1962年の初演時、日本演劇界に衝撃を与えた当作品を、今回も深津篤史が演出、さらに練りこまれた舞台を創り上げました。東京公演は、7月21日(日)まで18回の上演です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
(左より)木村了、大杉漣 (撮影:谷古宇正彦) |
★「チケットぴあ」と「おけぴネット」に、
稽古場レポートが掲載されています! ぜひご覧ください。
■「チケットぴあ」
エンタメニュース<演劇> “初演から半世紀を経てなお迫りくる、別役実の衝撃作『象』上演” ■「おけぴネット」
管理人の観劇感激レポート “2013/6/28 新国立劇場「象」稽古場レポート”【既報ウェブニュース】
★読売新聞に演劇「象」紹介記事が掲載されました(6/28)★メディア掲載情報
小劇場ウェルカムフラッグがお客様をお迎えします | 関連書籍を販売しています |
公演は休憩なしの2時間10分です |
東京公演後には山形および兵庫においても上演されます。どうぞお見逃しなく。
【全国公演のご案内】
2013年7月30日(火)18:30
会場:山形 シベールアリーナ
主催:公益財団法人 弦地域文化支援財団
公演の詳細は
こちらから2013年8月3日(土)13:00
会場:兵庫県立芸術文化センター
主催:兵庫県、兵庫県立芸術文化センター
公演の詳細は
こちらから