新国立劇場について メニュー

2013年6月4日

新国立劇場バレエ団ダンサーについてのお知らせ

2012/2013シーズンの終了をもって、プリンシパルの山本隆之および川村真樹が、登録ダンサー(オノラブル・ダンサー(名誉ダンサー))となります。
また、ファースト・ソリストの厚地康雄は退団し、バーミンガム・ロイヤルバレエに再び戻ることになりました。 厚地康雄は、6月29日(土)2:00開演の「ドン・キホーテ」でのバジル役が、新国立劇場バレエ団における最後の主演となります。


※6/14追記:本ニュース発表後の6月11日付けで「ドン・キホーテ」主要キャストの発表があり、新国立劇場バレエ団での厚地康雄の最後の出演は、6月30日の「ドン・キホーテ」での「ボレロ」役となりました。よろしくお願いいたします。


 
【山本隆之(やまもと・りゅうじ)】
大阪府出身。ケイ・バレエ・スタジオにて矢上香織、久留美、恵子に師事。93年にニューヨークのジョフリー・バレエ学校に奨学生として留学し、ジョフリー・バレエに入団。新国立劇場へは97年より登録ソリスト、01/02シーズンからシーズン契約ソリスト。08/09シーズンにプリンシパルに昇格した。新国立劇場がレパートリーとするほとんど全ての作品で主演しており、名実ともに新国立劇場バレエ団のトップ・ダンサーである。03年中川鋭之助賞、05年服部智恵子賞、07年橘秋子賞優秀賞、08年第58回芸術選奨文部科学大臣新人賞、13年第63回芸術選奨文部科学大臣賞を受賞している。



 
【川村真樹(かわむら・まき)】
岩手県出身。黒沢智子バレエスタジオで学ぶ。1995年ローザンヌ・スカラシップ賞を得て英国ロイヤルバレエ学校に留学。99年秋よりシーズン契約ダンサーとして、新国立劇場に入団。2003/04シーズンにコリフェ、翌04/05シーズンにはソリストに昇格。08/09シーズンからファースト・ソリスト。11/12シーズンからプリンシパルとなった。主なレパートリーに、『白鳥の湖』『眠れる森の美女』、『ライモンダ』、『ドン・キホーテ』、『くるみ割り人形』、石井潤『十二夜』の主役などがある。



 
【厚地康雄(あつじ・やすお)】
栃木県出身。石原千代に師事。2003年英国ロイヤル・バレエ学校に留学。在学中にデヴィッド・ビントレーの目にとまり、06年バーミンガム・ロイヤルバレエ団に入団。2010/11シーズンに新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。12/13シーズンよりファースト・ソリスト。牧阿佐美『くるみ割り人形』王子役で全幕主役デビュー。その後、アシュトン『シンデレラ』王子、エイフマン『アンナ・カレーニナ』ヴロンスキー、『ジゼル』アルベルトを踊ったほか、レパートリー演目でも重要な役を務めている。