モーツァルトの傑作喜劇　オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」。本日初日を迎えました。

　オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」が本日初日を迎えました。

　恋人が浮気するかどうか確かめるために、２組のカップルが恋人を交換する恋愛コメディ「コジ・ファン・トゥッテ」。モーツァルトの傑作オペラを、共感できる現代ドラマとして描き出し、大きな話題を巻き起こしたミキエレット演出の期待の再演です。

　世界中で引っ張りだこの若手演出家ミキエレットは、現代の夏のキャンプ場に舞台を設定、美しい森の中で繰り広げられる恋愛心理劇を見事に表現し、大絶賛を博しました。オペラファンのみならず、演劇・映画ファンにもお楽しみいただける最先端のステージです。

　

　世界の歌劇場でフィオルディリージ役を歌っているパーション、07年にオペラ・デビュー以来、そのリリックな美声と甘いマスクでスター街道を歩んでいる期待の若手イタリア人テノール、ファナーレなど、歌唱力のみならず、容姿と演技力も兼ね備えたモーツァルト歌いたちが華麗なアンサンブルを奏でます。指揮は、11年「蝶々夫人」の素晴らしいタクトさばきで日本の聴衆に鮮烈な印象を残したイヴ・アベルが、東京フィルハーモニー交響楽団を率います。
　楽しく美しく、ちょっぴり切ないお洒落な舞台に、大きな拍手とブラボーの声が贈られました。
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▼指揮 イヴ・アベル　インタビュー　←ぜひご覧ください。