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2012年8月27日

「英国舞台芸術フェスティバル2012」情報センターの催しのご案内

新国立劇場情報センター(5F)では、「英国舞台芸術フェスティバル2012」の開催にあわせて、イギリス関連作品の上映会や、シェイクスピア関連の展示、演劇講座等を開催します。
入場はいずれも無料、情報センターでぜひ芸術の秋を堪能してください。

1.上映会〔英国編〕

9月16日(日) 13:30 小劇場オペラ「ねじの回転」(2002年9月29日公演/1時間50分)
「ピーター・グライムズ」のブリテンが作曲したシンプルな編成の室内オペラ。全2幕16場で構成、各場をつなぐ音楽は主題と変奏という凝ったスタイルで書かれています。幼い兄妹の心を自分達に向けようとする大人のエゴむき出しの葛藤が、平尾力哉の明解な演出によって、特異な人間関係を軸に悲劇的な結末に向かって"ねじの回転"の如く繰り広げられていきます。
    
 
10月7日(日) 13:30 オペラ「オテロ」(2009年9月20日公演/2時間30分)
シェイクスピアの名悲劇に、最晩年のヴェルディが7年の歳月をかけて作曲。劇的緊張感にあふれ、登場人物の内面心理が精緻な音楽で描かれた、イタリア悲劇の頂点に立つ作品です。マルトーネの演出は物語の舞台をヴェネツィアに移し、幻想的心理劇として好評を博しました。
    
 
10月8日(月・祝) 13:30 演劇「夏の夜の夢」(2009年6月11日公演/3時間5分)
英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー(RSC)名誉アソシエート・ディレクターのジョン・ケアードが演出する、パワフルでセクシーな“魔法の夜”。夢と恋の世界に迷い込む、あの夏の一夜の祝祭劇がよみがえります。
  
 
10月31日(水) 15:00 バレエ「アラジン」(2011年5月6日公演/2時間)
※開始時間が他の演目と異なりますのでご注意ください。
新国立劇場舞踊芸術監督のデヴィッド・ビントレーが、2008年に世界初演し、芸術とエンターテインメントが見事に融合した作品として話題になりました。宙に舞う空飛ぶ絨毯、宝石が踊りだす洞窟、神出鬼没のランプの精ジーンなど、楽しい場面が目白押しです。

※いずれも先着30名程度。事前予約は不要です。
※上映時間は一挙上映した場合の目安時間です。2時間を超える作品の場合は、幕間に10分程度の休憩が入ります。
※シアター内での飲食はご遠慮ください。
   
 
2.「シェイクスピアとリチャード三世」展
期間:9月4日(火)〜11月4日(日)  開室カレンダーはこちら
会場:5階 情報センター閲覧室
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シェイクスピア「ファースト・フォリオ」複製本をはじめ、シェイクスピア関連の貴重書、版画、写真等を多数展示します。
  
 
3.マンスリー・プロジェクト演劇講座「リチャード三世の魅力」
日程:10月8日(月・祝)5:00 中劇場 ※会場は異なります。
講師:小田島雄志(東京大学名誉教授)/鵜山 仁(演出家)
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シェイクスピアの作品中、珍しく仇役の主人公、リチャード三世。悪役にもかかわらず、数多ある登場人物の中でも抜群の人気を誇る。観客、演者双方惹き付けて止まない、その魅力の秘密に、シェイクスピアを愛する二人が迫ります。

※入場は無料ですが、事前のお申し込みが必要です。
下記受付期間中にマンスリー・プロジェクトのホームページにて応募を受け付けます。
応募期間:9/11(火)〜10/1(月)

お問い合わせ 新国立劇場 情報センター TEL:03-5351-3011