新国立劇場について メニュー

2012年8月10日

日中国交正常化40周年記念 日中共同制作オペラ「アイーダ」(コンサート形式)北京公演は大成功を収めました

 日中国交正常化を記念し、日中友好の象徴的な事業として実施した新国立劇場と国家大劇院との共同制作オペラ「アイーダ」(コンサート形式)北京公演が8月3日(金)、5日(日)の両日行われ、大成功のうちに終了しました。

 北京の国家大劇院オペラ劇場(客席数2,400席)を埋め尽くした、日本人の姿も散見される満員の聴衆から、カーテンコールでは割れんばかりの拍手とブラボーの声が送られ、「この事業は大変に意義深いものであり、また公演の芸術レベルが大変高い」と評価をいただきました。多数の中国メディアをはじめ、日本の主要な新聞社、通信社、テレビ各社が来場し、取材・報道し、4日のNHK「おはよう日本」およびテレビ朝日「ANNニュース」でも大きく放映されました。

 華建敏・全人代副委員長、張愛平・文化部外連局局長、丹羽宇一郎・駐中国日本国大使など、政界、行政、外交のトップの方々もご観劇なさり、「今回の事業が日中の友好関係を両国において相互にアピ−ル出来たことは意義深く、文化・芸術の発展にも有益だった」と高く評価して頂きました。

 この事業を通して、日中両国のソリスト、合唱団、公演関係者、そして両劇場、さらには日中両国民の相互理解と親近感が大きく深まり、信頼関係が築かれました。

 また、公演に先立ち7月31日に北京で行われた記者会見には、両劇場代表、日中6名のソリスト、日中両合唱団指揮者および合唱団長、北京公演美術家が登壇し、東京公演の成功の報告と、北京公演への抱負を語りました。日中のマスコミ約40社が参加し、特に中国では多くの報道がなされ、本公演の目的と意義、そして出演者の魅力が中国国民に伝えられ、事前の期待を盛り上げました。

カーテンコールでは熱烈な拍手が贈られました

休憩時間には中国および日本のテレビ局が観客に
インタビューしました

(左より)岡部修二常務理事、陳平国家大劇院院長
丹羽宇一郎駐中国日本国大使、福地茂雄理事長

(左より)張愛平文化部外連局局長
陳平国家大劇院院長、福地茂雄理事長
駐中国日本大使館山田公使

7月31日に北京・国家大劇院で行われた記者会見
40社以上の日中報道関係者が集まりました

東京2公演、北京2公演を終え、笑顔の出演者、日中両劇場の関係者

北京市中心部、人民大会堂隣に位置する国家大劇院

国家大劇院のいたる場所に新国立劇場紹介パネルが
掲出され、紹介映像が流されました