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2012年4月24日

演劇「負傷者16人 −SIXTEEN WOUNDED−」が初日を迎えました

 演劇「負傷者16人 −SIXTEEN WOUNDED−」が、23日、小劇場で初日を迎えました。
 2004年にニューヨーク、ブロードウェイにて上演され絶賛された、若きユダヤ系アメリカ人作家エリアム・クライエム作の話題作「SIXTEEN WOUNDED」の日本初演です。
 オランダを舞台にユダヤ人のパン職人と、ある事件をきっかけに偶然そこで働く事となったパレスチナ人青年との心の交流と別れを描きます。人間同士の本質的な愛情と、それをもってしても越えられない歴史や憎しみを描きながら、人種や宗教の壁を超えた人と人との繋がり、人間にとって本当に大切なこととは何かを考えさせてくれる秀作です。
 宮田慶子芸術監督が本作品の上演を熱望し日本初演が実現しました。宮田監督自ら演出を手掛け、「一緒に生きるのは大変だけど、それでも彼らは未来を見つめようとする。切ないけれど本当に素晴らしいヒューマンドラマ」とこの作品を語ります。
 お客様は、実力派出演者たちによる迫真の舞台をご堪能なさり、カーテンコールでは劇場が大きな拍手に包まれました。

「負傷者16人 −SIXTEEN WOUNDED−」は5/20(日)まで! ◆公演の詳細は☞こちらから

◎<おけぴネット>掲載の新国立劇場「負傷者16人-SIXTEEN WOUNDED-」稽古場レポートは☞こちら
◎シアタートークは5月2日昼公演終了後に開催します☞詳細はこちら

小劇場へと誘うウェルカムフラッグ

お客様を出迎える宮田慶子演劇芸術監督

舞台装置模型 (美術:土岐研一)

本公演および「パーマ屋スミレ」の戯曲も掲載されている『悲劇喜劇』4月号をはじめ関連書籍を販売しています

作品にちなんでパンを販売しています

出演者が劇中でこねた生地で
焼いたパンで作った看板です
ホワイエのどこにあるか探してください。

東京公演後に以下の公演がございます。こちらもあわせてお楽しみください。

▼演劇「負傷者16人 ―SIXTEEN WOUNDED―」全国公演
2012年5月26日(土)17:00、27日(日)13:00
会場:兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール
主催:兵庫県 兵庫県立芸術文化センター
公演の詳細はこちらから