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2012年3月30日

『オテロ』初日(4/1)間近!フラッカーロ、ボルシの輝かしい歌声と
壮大な重唱、オーケストレーションでヴェルディの真髄に触れる!

         最終舞台稽古より(3月30日)
晩年のヴェルディが7年の歳月をかけて作曲したイタリア・オペラ悲劇の頂点に立つ傑作『オテロ』。2009年の初演はシーズン開幕にふさわしく、華やかで迫力に溢れる舞台で大成功を収めました。4月1日に初日を迎える待望の再演では、新国立劇場ならではのダイナミックな舞台に加え、現在最高のヴェルディ歌手の1人であるフラッカーロが得意のオテロで出演します。3月29日の最終舞台稽古後、関係者の間で大きな話題となったのは、急遽来日となったデズデーモナ役のボルシです。艶のある豊かな声量、繊細な心理描写、清純で愛らしい舞台姿、いずれも極めて完成度の高いデズデーモナを演じました。フラッカーロとボルシの声の饗宴、迫真の演技は必聴必見といえるでしょう。また、壮大な重唱や合唱、ライトモチーフを使い彫の深いドラマ性を実現させるオーケストレーションなど、どこをとってもヴェルディ音楽の真髄を味わっていただける作品です。4月1日に初日を迎える『オテロ』に、どうぞご期待ください。
  
公演情報ページは下記をご参照下さい。
新国立劇場2011/2012シーズンオペラ「オテロ」ダイジェスト動画付き特設サイト
オペラ『オテロ』の舞台は、50トンもの水をたたえた、蜘蛛の巣の様な運河が登場。
(2009年初演時の読売新聞掲載記事のご紹介)