新国立劇場について メニュー

2012年3月27日

東京芸術大学との連携・協力に関する協定について

 国立大学法人東京芸術大学と財団法人新国立劇場運営財団は、新国立劇場での公演・人材交流・人材育成などについて連携・協力を推進することとし、3月23日に協定を締結いたしました。

 新国立劇場は「国際的に比肩しうる高い水準の現代舞台芸術を自主制作により公演すること」という目標のもとにオペラ公演を行っており、国籍にとらわれず芸術的な質の確保を第一義に置いてキャスティングを行っています。近年日本人歌手の実力が向上し、また、国立の劇場として日本人歌手を育てる必要からも、日本人の出演機会を増やすことは重要な課題であると考えています。そのために大学の積極的な協力を得ることが喫緊の課題でした。

 東京芸術大学も、教員のオペラ公演出演を始めとする様々な面での新国立劇場との連携は、大学の教育・研究水準の向上を図るうえで有意義と考え、東京芸術大学と新国立劇場の間で、我が国のオペラ制作および芸術文化の発展に資することを目的とする連携・協力協定を締結することになりました。

 今後、他の大学とも順次協定を締結していきたいと考えています。

(左より)福地茂雄理事長、宮田亮平東京芸術大学学長、尾高忠明オペラ芸術監督・東京芸術大学教授