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2012年2月28日

「さまよえるオランダ人」トーク・セッションを開催しました
USTREAMでも配信中!

国際連携プロジェクトW 「さまよえるオランダ人」トーク・セッションが、演出のマティアス・フォン・シュテークマンと衣裳デザイナーのひびのこづえ両氏を招き、蔵原順子氏の通訳により、2月27日(月)、オペラパレスホワイエで開催されました。

「さまよえるオランダ人」のみどころや演出コンセプトをはじめ、場面をもりあげたり、出演者の動きを考慮して装置や衣裳に施した工夫、舞台裏のスタッフや合唱団の苦労など、初演時の様々なシーン映像や衣裳のレプリカなどを使いながら説明し、お客様は熱心に聞き入っていました。

また、お客様からは、作品の結末(救済の場面)の解釈、幕構成の考え方、時代設定などについて多くのご質問をいただき、更に興味深いお話を聞くことができました。

最後に、両氏の今後の活躍の予定をお聞きして本トークをしめくくりました。シュテークマン氏は6月にも「ローエングリン」の新国立劇場での新演出を予定しており、国際連携協力室でも再び氏を招いてトーク・イベントの開催を予定しています。

お客様からは、「舞台の裏側の話や、種明かしが聞けて面白かった。オペラへの理解が深まってよかった」「シュテークマン氏は大変魅力的な演出家だと思う。これからワーグナーの作品が続くので楽しみ」「お二人とも温かいお人柄で、公演をぜひ見たいと思った」「通訳もすごくわかりやすくてよかった」などの感想をいただきました。

トーク・セッションの模様はUSTREAMで配信中です。
http://www.ustream.tv/channel/hollander

トーク・セッションの詳細案内ページはこちら
「さまよえるオランダ人」公演の詳細はこちら

    

マティアス・フォン・シュテークマン(演出)

ひびのこづえ(衣裳)