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2011年11月25日

オペラ「ルサルカ」初日を大好評で迎えました

 11月23日にオペラ「ルサルカ」(新制作)が初日を迎えました。
 「新世界より」などの交響曲で広く知られるチェコの大作曲家ドヴォルザークの名作でありながら、日本では上演機会の少なかった期待の作品で、新国立劇場初のチェコオペラです。
 ノルウェー国立オペラでの上演で大好評を博したポール・カランの演出によるファンタジーに溢れ美しく幻想的な舞台。スロヴァキア国立歌劇場の首席指揮者キズリンクが率いる東京フィルハーモニー交響楽団の熱演。そして、新国立劇場での6月の「蝶々夫人」公演のタイトルロールで絶賛を博したオルガ・グリャコヴァが、可憐な容姿と透明な歌声で一途で清純なルサルカを演じきり、他の世界一流の歌手陣の大熱演とともに観客を魅了しました。終演後は鳴りやまぬ拍手と盛大なブラボーの声の中、長い長いカーテンコールとなり、お客さまと出演者が舞台の感動を分かち合いました。

 10カ国の駐日大使や文化担当官・文化機関代表が集い、あらゆる面での公演の質の高さに称賛のお声をあげていらっしゃいました。
 カテジナ・フィアルコヴァー チェコ大使は「新国立劇場でチェコオペラが上演されたのは大きな喜び。本上演は英国人ポール・カラン氏の演出、ノルウェーのプロダクションスタッフ、チェコのキズリンク氏の指揮、各国のキャスト、そして新国立劇場スタッフとまさに国際的な「ルサルカ」となった。この公演こそ最高の民間チェコ大使です」と語りました。

オペラ『ルサルカ』 11/23(水・祝)〜12/6(火) 

★公演情報はこちら
★美しい舞台の魅力が分かるトーク・イベントの模様をUSTREAMでご覧下さい。
http://www.ustream.tv/channel/rusalka


(左より)オルガ・グリャコヴァ(ルサルカ役)
カテジナ・フィアルコヴァー チェコ大使

(左より)カテジナ・フィアルコヴァー チェコ大使
ヤロスラフ・キズリンク(指揮者)
トマーシュ・ヴォストリー チェコ副大使

(左より)クラウス・シュミット ドイツ大使館文化部長
ビルギット・レンメルト[イェジババ役 (魔法使い)]
ミッシャ・シェロミアンスキー[ヴォドニク役 (水の精)]

(左より)シュミット ドイツ大使館文化部長
ポール・カラン(演出家)
フランソワ・グザヴィエ・レジェ フランス臨時大使
ぺーテリス・ヴァイヴァルス ラトビア大使

(左より)リュック・リーバウト ベルギー大使
福地理事長

(左より)ウルス・ブーヘル スイス大使
サブリ・トゥンチュ・アングル トルコ臨時代理大使ご夫妻

(左より)福地理事長
ビクトル・ウガルテ スペイン・セルバンテス文化センター館長

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ぜひご賞味ください