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2011年11月16日

新国立劇場2011/2012シーズンオペラ
「こうもり」 出演者変更のお知らせ

新国立劇場2011/2012シーズンオペラ『こうもり』出演者変更に関して、下記のとおりお知らせいたします。

2011/2012シーズンオペラ公演『こうもり』(2011年12月1日【木】初日)に、オルロフスキー公爵役で出演を予定していたアグネス・バルツァと、フランク役で出演を予定していたギュンター・ミッセンハルトは、大震災後の原子力災害による自身の健康への懸念から、現在の日本に滞在することが困難であると決断を下したため出演できなくなりました。代わって、エドナ・プロホニク(オルロフスキー公爵)、ルッペルト・ベルクマン(フランク)が 出演いたします。なお、この変更に伴う払い戻しはありません。

新国立劇場2011/2012シーズンオペラ「こうもり」公演情報☛
 

エドナ・プロホニク

2009年「こうもり」公演にもフランク役で
出演したベルクマン(左)

〜〜〜〜〜〜〜〜 新キャスト・プロフィール 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

エドナ・プロホニク (メッゾ・ソプラノ / オルロフスキー公爵役)                   Edna Prochnik  
イスラエル生まれ。テル・アビブ、ルービン・アカデミー・オブ・ミュージックおよび、ウィーン音楽大学に学ぶ。ニュー・イスラエル・オペラにて『アイーダ』アムネリス、『ポッペアの戴冠』オッターヴィア、『カーチャ・カバノヴァ』ヴァルヴァラ、『ピーター・グライムズ』アンティーなどを演じる。バラダンシュヴィリ作曲『千年紀の終わりへ向けての旅』(世界初演)第一の妻は、ローマ歌劇場への客演公演や08/09シーズン再演(デヴィッド・スターン指揮)でも演じている。同シーズンにはダン・エッティンガー指揮でリショイ・ル・ザイオン交響楽団と主に第九、クルト・マズア指揮イスラエル・フィルでメンデルスゾーン作曲『真夏の夜の夢』で共演。09/10シーズンにマンハイム州立歌劇場の専属歌手となり、『カルメン』タイトルロール、『ラインの黄金』エルダ、『神々の黄昏』第一のノルン、『サロメ』へロディアス、『ホフマン物語』ミューズ/ニクラウス、『蝶々夫人』スズキなどを演じている。パームビーチ・オペラの『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァでアメリカデビュー。『こうもり』のオルロフスキー公爵を得意とし、パームビーチ・オペラのほか、ウィーン・カンマーオーパー(日本公演を含む)、ザルツブルク州立劇場などで歌っている。イスラエル・フィルほかヨーロッパ各地のオーケストラとのコンサート活動も活発に行い、P.アントルモン、W.サヴァリッシュ、M.ヤノフスキ、G.ベルティーニ、J.コウト、F.シャスランといった一流指揮者と共演している。新国立劇場には今回の公演指揮者であるエッティンガーより、“期待の新星”として推薦され、初登場となる。

ルッペルト・ベルクマン (バス・バリトン / フランク役)                   Rupert Bergmann
オーストリア・グラーツ生まれ。90年に同地の歌劇場でデビュー後、ウィーン・フォルクスオーパーなどオーストリア各地、及び世界中の歌劇場に登場している。ドイツオペラのほか、オペレッタ、20世紀の作品を主なレパートリーとし、現代作品の世界初演も多い。近年は彼のために書かれたモノオペラを多く手がけ、今秋にはテアター・アン・デア・ウィーンでツィクルスを行った。新国立劇場には09年『こうもり』に同役で初登場、アイゼンシュタインとのコミカルな絡みなどが好評を博し、2度目の登場となる。