新国立劇場について メニュー

2011年11月15日

国際連携プロジェクトV オペラ 「ルサルカ」トーク・セミナー
〜その演出・美術・照明デザインの魅力〜

 ポール・カラン       ケヴィン・ナイト      デイヴィッド・ジャック

「ルサルカ」の魅力はみずみずしい音楽です。「月に寄せる歌」ひとつとっても、一見シンプルなメロディですがとても美しい。第2幕のアリアも素晴らしく、第3幕のアリアも深い痛みを感じる美しい曲で、性格的にも技術的にも難しいんですよ。この公演で「月に寄せる歌」以外の素敵な音楽を知っていただけることを嬉しく思います。・・・・・オルガ・グリャコヴァ(ルサルカ役)

<稽古風景>
                   

撮影:三枝近志

撮影:三枝近志

ドヴォルザーク作曲の美しいオペラ「ルサルカ」が、いよいよ23日に初日の幕を開けます。2009年にノルウェー国立オペラ・バレエで新制作されたこのチェコのオペラは、初演と同時に絶賛を博し話題となりました。演出を司った国立オペラ芸術監督でもあるポール・カラン氏とのコラボレーションにより、同作品があらたに新国立劇場の舞台を飾ります。
舞台はドヴォルザークの音楽ばかりでなく、青を基調とした美術と照明も、その美しく幻想的な世界を構築しています。演出と美術は、英国人のポール・カランとケヴィン・ナイト、照明デザインは米国人のデイヴィッド・ジャックです。この三人はその抜群のチームワークを発揮して世界の第一線で活躍しています。今年もコベント・ガーデンのロイヤル・オペラで「皇帝の花嫁」(リムスキー=コルサコフ)を上演したところです。このたびの「ルサルカ」は、チェコのオペラを英語圏のチームがノルウェーで美しい舞台に仕上げました。
国際連携協力室ではオペラ制作と協力して、初日を前に、三人の英語によるトーク・セミナー(日本語通訳付)を開催いたします。演出のポール・カランは、特に若い世代の方々に舞台芸術の素晴らしさを発信したいと熱望しています。

舞台を創造する演出家と舞台美術家、照明デザイナーのトーク、ただ今好評申込受付中です。ぜひお誘い合わせの上、お越しください!!

国際連携プロジェクトV
オペラ「ルサルカ」トーク・セミナー〜その演出・美術・照明デザインの魅力〜
日程:11月22日(火) 6:30開始
会場:オペラパレスホワイエ

お申し込みはこちら

-----------------------------------------------------------
★お問い合わせ★ 新国立劇場 国際連携協力室 電話03−5351−3011(代)