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2011年9月12日

バレエ『パゴダの王子』キャスト決定・変更のお知らせ

10月30日に開幕する『パゴダの王子』で<王子>役を予定されておりました山本隆之(11月1・3日)の代役が芳賀 望(はが・のぞむ)に決定いたしましたのでお知らせいたします。これに伴い、11月1・3日の<東の王>役奥村康祐(おくむら・こうすけ)が出演いたします。

また、<皇帝>役で出演が予定されておりました津村禮次郎(10月30日、11月2・5・6日)は、創作の過程で出演しないこととなりました。代わりまして、堀 登(ほり・のぼる)が出演いたします。なお、津村禮次郎は、今後も本作品にはアドヴァイザーとして参加いたします。

キャスト変更に伴うチケットの払い戻しはございませんのでご了承ください。



〜プロフィール〜

王子役 11月1・3日  芳賀 望 (はが・のぞむ) <新国立劇場バレエ団 ファースト・ソリスト>
神奈川県出身。芳賀バレエアカデミーを経て、ゴーバレエアカデミー(カナダ)、アルバータバレエ団(カナダ)、ジョフリーバレエ団(シカゴ)へ留学。アートコンペティション・チャンピオンシップ、アジア・パシフィック国際バレエコンクールファイナリスト。08/09シーズンより登録ソリストとして新国立劇場バレエ団に参加し、いきなりD.ビントレー振付『アラジン』での主役を射止め、好評を得た。新国立劇場では『ドン・キホーテ』『くるみ割り人形』で主役を演じ、ビントレー『カルミナ・ブラーナ』神学生3、ビントレー『ペンギン・カフェ』ケープヤマシマウマ、バランシン『シンフォニー・イン・C』プリンシパル、マクミラン『ロメオとジュリエット』ベンヴォーリオなど重要な役を踊り好評を得ている。今シーズンより新国立劇場バレエ団ファースト・ソリストに昇格。

東の王役 11月1・3日  奥村康祐(おくむら・こうすけ)<新国立劇場バレエ団 ソリスト>
大阪府出身。5歳より地主薫エコールドバレエの地主薫に師事。2003年、地主薫バレエ団に入団。07年、第18回全日本バレエコンクールシニア部門第1位。08年、地主薫バレエ団『ロミオとジュリエット』で主役ロミオを踊り、大阪文化祭賞グランプリ受賞。09年、ラトビア国立オペラでのガラコンサートにゲスト出演。第11回モスクワ国際バレエコンクールシニア部門銀賞。10年、日本バレエ協会関西支部バレエ芸術劇場『ジゼル』でアルブレヒトを踊る。ロシア国立モスクワ音楽劇場バレエの日本公演オープニングガラコンサートにゲスト出演。『ゼンツァーノの花祭り』を踊る。第9回USAジャクソン国際バレエコンクールシニア部門銀賞。11年、日本バレエ協会都民バレエフェスティバル『ドン・キホーテ』でバジルを、小林紀子バレエシアター100回記念公演『マノン』でレスコー役を踊る。平成22年文化庁芸術祭新人賞受賞。今シーズンより新国立劇場バレエ団ソリスト。

皇帝役 10月30日、11月2・5・6日  堀 登(ほり・のぼる)
日本大学芸術学部を卒業。内藤留美バレエスタジオでバレエを始める。1981年文化庁派遣在外研修員として英国ロイヤルバレエへ留学。日本バレエ協会をはじめ数多くのバレエ団、リサイタルに客演している。橋浦勇振付『椿姫』のアルマン、石井潤振付『泥棒詩人ヴィヨン』のタイトルロール、佐多達枝振付『四ツ谷スキャンダル』の伊右衛門などの優れた演技が高く評価されている。振付家としても活動。83年日本バレエ協会新人賞、89年橘秋子賞優秀賞を受賞。新国立劇場では石井潤振付『十二夜』ではフェステ役、『シンデレラ』では義理の姉を演じて好評を得ている。