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2011年5月10日

演劇「鳥瞰図」本日初日を迎えました

2010/2011シーズン演劇公演の第6作、「鳥瞰図」が本日初日を迎えました。

本作品は、2008年6月に、新国立劇場初登場の若手劇作家とベテラン演出家によるコラボレーション企画「シリーズ・同時代」の三作品連続上演のなかの一本として初演され、その再演が強く望まれていました。

宮田慶子演劇芸術監督は、「再演である今回の舞台は、初演時の社会情勢よりもさらに過酷な現実を迎えての上演になります。だからこそ今、人間にしかできないこと、そして人間が生きていくために欠く事ができないものを、この芝居を通して、確かめたい思いでいっぱいです」と、再演への思いを語りました。

お客様からは「何気ない日常、帰ることが出来る家、家族のありがたさに、涙がとまりませんでした」「突然の別れは本当につらい悲しみ。心に沁み入りました」などのご感想が寄せらました。

物販コーナーでは、新国立劇場でのみ購入できる「鳥瞰図」「まほろば」「混じりあうこと、消えること」の「シリーズ・同時代」三作品の戯曲が販売され、多くのお客様がお買い求めになっていました。物販コーナーは、ほかにも、新国立劇場演劇公演の戯曲が掲載された演劇雑誌『悲劇喜劇』や関連書籍、新国立劇場オリジナルグッズなどを揃え、多くのお客様でにぎわっています。

「鳥瞰図」公演は5月22日(日)まで。
◆公演詳細はこちら


「シリーズ・同時代」三作品「鳥瞰図」「まほろば」
「混じりあうこと、消えること」の戯曲

多くのお客様が戯曲をお求めになりました

ウェルカムフラッグがお迎えします

ホワイエに展示されている「鳥瞰図」舞台装置模型
(美術:島次郎)