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2010年12月18日

12月の「マンスリー・プロジェクト」
〜トークセッション「戯曲翻訳の現在」が開催されました

 新国立劇場では、主催演劇公演をより多角的にお楽しみいただくため、「マンスリー・プロジェクト」と題して、各公演に関連したリーディング、トーク、シンポジウムなどを実施しています。

その第4弾の、トークセッション「戯曲翻訳の現在」が、宮田慶子芸術監督就任1年目のシーズンの中心企画「JAPAN MEETS…−現代劇の系譜をひもとく−」で取り上げた翻訳劇4作品の新訳に取り組んだ翻訳家のみなさまと宮田監督が参加し、12月18日(土)に新国立劇場オペラパレスホワイエにて開催されました。

9月・10月に上演された『ヘッダ・ガーブレル』翻訳の長島確さん、11月に上演された『やけたトタン屋根の上の猫』翻訳の常田景子さん、来年1月上演の『わが町』翻訳の水谷八也さん、4月上演の『ゴドーを待ちながら』翻訳の岩切正一郎さんが、それぞれ翻訳劇の魅力や翻訳秘話を話し、宮田監督との熱気あるトークセッションを繰り広げました。

お客様からは、「戯曲翻訳のあり方について大変参考になった。これからの観劇のあり方が変わると思う」、「翻訳という切り口から掘り下げて、演劇論が展開されて印象深く聞きました」、「戯曲の翻訳家の話しをうかがうことはめったにない機会なのでうれしかった」などの感想をいただきました。

(左から)宮田芸術監督、長島確氏、常田景子氏、水谷八也氏、岩切正一郎氏

 

 ***** 月に一度は新国立劇場にお気軽にお越しください *****

 「マンスリー・プロジェクト」は、リーディング、講座、トークなど多彩なプログラムで、直近の演劇公演を、さまざまな角度からお楽しみいただくための催しです。 参加は無料です。(※事前申し込みが必要です)。ぜひご参加ください。
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