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2010年10月27日

「DANCE PLATFORM 2010」 Bプログラムの紹介

2010/2011舞踊シーズンのコンテンポラリーダンス公演「DANCE PLATFORM 2010」が開幕中です。

新国立劇場に初めて作品を発表する日本人アーティストによる多彩な作品群が、2つのプログラムに分けて上演されます。
海外で活躍中のアーティストや国内で注目を集める振付家が、ソロダンス、デュエット、トリオ、グループダンスといった様々な形式によるダンス作品を繰り広げます。

10月29日から始まるBプログラムの内容を紹介いたします。

10月29日(金)7:00 / 30日(土)6:00 / 31日(日)3:00

B−1 大岩 淑子 「FAUNE」
出演:ルシアナ・ポルタ  音楽:C.ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」

B−2 山口 華子 「レトルト−その中の愛と闘争」retort
出演:大嶋正樹、木村美帆子、斉藤友美恵、山口華子、檜山和久

B−3 松崎 えり 「belle-Île」(共同振付:増田真也)
出演:増田真也、松崎えり  音楽 : J.S.バッハ

B−4 C/Ompany 「イキキル」IKIKIRU
構成・出演:大植真太郎、柳本雅寛、平原慎太郎

チケット料金についてはこちらをご覧ください
ボックスオフィス 03−5352−9999

 

<大岩淑子プロフィール>
幼少からクラシック・バレエを学ぶ。1992年に渡米し、ジュリアードスクールを卒業後、T.サープのTHARP!、ビルT.ジョーンズ/アーニー=ゼーンダンスカンパニーのメンバーとして活躍。その後、バレエ・プレルジョカージュにて06年までダンサーとして活動。新国立劇場では03年、06年バレエ・プレルジョカージュ公演に参加し『春の祭典』『N』を踊った。また08年「未来へ繋ぐトリプルビル」公演では『受胎告知』大天使ガブリエル役を好演した。07年よりCompany Toshiko Oiwa を主催しフランス、オランダ、ブラジル、日本、韓国などで振付家、ダンサーとして国際的に活動している。08年9月より文化庁派遣芸術家海外研修員として1年間ブラジルで研修を行った。

<山口華子プロフィール>
藤井公・利子、本間祥公に師事。お茶の水女子大学文教育学部芸術表現行動学科卒業。本間祥公作品をはじめ、藤井公・利子作品『砂漠のミイラ』、笠井叡作品『冬の旅』などに出演。自身の創作活動においては、東京新聞主催全国舞踊コンクール創作部門で2006年、07年の二年連続で第2位となり、09年第66回に『さらされた部屋』で第1位となった。現在、本間祥公ダンスエテルノに所属の傍ら、作品を発表し舞台活動を行っている。

 

<松崎えりプロフィール>
クラシックバレエを母、松崎すみ子に、モダンダンスを庄司裕、コンテンポラリー・ダンスを能美健志に師事。1995年台湾国立芸術学院・舞踊科に講師として招かれ新作を発表。97年ウィーンダンスフェスティバルにスカラシップを受け参加。2001年イリ・キリアン、中村恩恵作品『BLACK BIRD』(世界初演・於さいたま芸術劇場)に出演。同作品でオランダ、ウィーンのダンスフェスティバルに出演。02年平成15年度文化庁芸術家在外研修員として、パリに1年間留学。自ら演出、振付を手がける[NOON]を立ち上げ、04年より国内外で新作を発表している。

<大植真太郎プロフィール>
京都に生まれ、11歳よりバレエを始める。1992年ジョン・ノイマイヤーのハンブルク・バレエ学校に留学、在学中にはローザンヌ・バレエ・コンクールにてキャッシュ・プライズを受賞し、翌年ハンブルク・バレエ団に入団。97年オランダのネザーランド・ダンス・シアター2に入団、99年よりフリーとなりオランダ、日本で創作活動を開始した。02年ストックホルムに移り、03年クルベリ・バレエ入団。在団中『dela』(05年)でハノーファー国際振付コンペティションにて最優秀賞受賞。ノルディック・グランプリにて最優秀賞ならびにオーディエンス賞を受賞。スウェーデン国立オペラ、クルベリ・バレエ等にも振付を提供した。06年よりフリーランスとしてスウェーデン、イスラエル、日本で主に活動。07年インバル・ピント振付『Hydra』に出演、好評を博す。柳本雅寛、平原慎太郎とC/Ompanyと言う名の下で創作を開始。ダンサー・振付家として国境を越えて活躍している。