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2010年10月22日

2010/2011舞踊シーズン コンテンポラリーダンスが
新企画「DANCE PLATFORM 2010」で開幕します

2010/2011舞踊シーズンのコンテンポラリーダンス公演が、新企画「DANCE PLATFORM 2010」で開幕します。
新国立劇場に初めて作品を発表する日本人アーティストによる多彩な作品群が、2つのプログラムに分けて上演されます。
海外で活躍中のアーティストや国内で注目を集める振付家が、ソロダンス、デュエット、トリオ、グループダンスといった様々な形式によるダンス作品を繰り広げます。

本日より開幕のAプログラムの内容はこちらです。

 ※Bプログラムについては⇒こちらをご覧ください

10月22日(金)7:00 / 23日(土)6:00 / 24日(日)3:00

A−1 原田みのる 「果てに・・・」
出演:坂田 守、原田みのる  音源編集:柏 環樹(T’s sound)

A−2 池田 美佳 「SINSHOKU」
出演:池田美佳  音楽:evala

A−3 菊地 尚子 「Improvisation.705117902」
出演:菊地尚子  DJ:飯名尚人、熊地勇太 照明オペレーション:佐成哲夫

A−4 高瀬譜希子 「Autumn Hunch」
出演:レノ・ヴィゼ、高瀬譜希子  選曲・音源作成:シーメイ・ウ

チケット料金についてはこちらをご覧ください
ボックスオフィス 03−5352−9999

 

<原田みのるプロフィール>
19歳からダンスの道へ入り、様々なジャンルの踊りを国内外で学ぶ。2007-08年、新潟りゅーとぴあの専属ダンス・カンパニーNoismに所属し『W-VIEW』全国ツアー、米国ワシントン・ジャパンフェスティバル招聘作品『NINA』のワシントン、ミシガン州アナーバー、韓国・ソウルでの海外公演に参加。また新潟および全国4都市で賞賛を浴びた『Nameless Hands 〜人形の家』に出演し、Noismは朝日舞台芸術賞とキリン・ダンスサポートをW受賞している。小澤征爾指揮のオペラ『利口な女狐の物語』をはじめ栗山民也演出の芝居・ミュージカルなどの舞台を中心に、映画、TV、CMなど多分野で活躍中。09年と10年にはハワイTau Dance Theaterの招聘により、自身の演出・振付作品『いつかの雨』を上演した。本年7月に香港のThe Ngauchi-wan Civic Centre 企画による「六大陸のソロダンサー」に選ばれ『voice within me』を上演した。

<池田美佳プロフィール>
吉沢蔦に師事。2005年北九州&アジア全国洋舞コンクールをはじめ、各地の全国コンクールにおいて第1位を多数受賞。平成17年度文化庁新進芸術家国内研修員(西田尭舞踊団)。野坂公夫、古賀豊、菊地尚子、新上裕也、平山素子などの多彩な振付家の作品において国内外の舞台に多数出演。新国立劇場では07年大倉正之助演出による『如風〜inside of wind』イヴ役、08年「未来へ繋ぐトリプル・ビル」公演『曲線(カーブ)した声』(野坂公夫振付)、09年「Life Casting」公演『un/sleepless』(平山素子振付)に出演。端々しい感性による美しいダンスで観客を魅了し、08年に発表した自作ソロ『Snow Wall−狭められてゆく色彩』などにより、前途ある舞踊家に贈られる現代舞踊協会新人賞を受賞している。

 

<菊地尚子プロフィール>
2001年現代舞踊協会新人賞、02年東京新聞主催全国舞踊コンクール第1位・文部科学大臣奨励賞を受賞。03年文化庁芸術家在外派遣員として約3年間渡米。NYで活躍する様々なスタイルのカンパニーにダンサーとして参加し、また振付家としてもDTW、Joyce Sohoなどで作品を発表。Village Voiceなどのレヴューでも取り上げられ好評を売る。NYで立ち上げた自身のカンパニー「705 Moving Co.」を始動するべく、05年10月に帰国。07年新国立劇場公演『如風〜 inside of wind』に出演。08年に発表した『シンフォトロニカ・フィジクロニクル』(音楽:M.ラベル「ボレロ」)では、諧謔的精神に富んだ演出により現代舞踊協会奨励賞を受賞した。

<高瀬譜希子プロフィール>
1984年、母・高瀬多佳子のアメリカでのカンパニー活動中にNYで生まれ、その背中を見て育ち2歳でダンスを始める。数々のコンクールで一位を収め、2003年より3年間文化庁新進芸術家海外研修員として、ロッテルダム・ダンス・アカデミーおよびロンドン・コンテンポラリー・ダンス・スクールに留学。06年より派遣研修生としてヘンリ−・オグイケ・ダンス・カンパニーに参加し、翌年正団員として契約した。08年以降、同カンパニーのチラシ、ポスター、プログラムなどのすべてを飾り、作品『リトル・レッド』は彼女のソロを中心に構成された。今シーズンよりカンパニーのクリエイティブ・アシスタントとして活躍している。