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2009年11月4日

2010年5月公演D.ビントレーの「カルミナ・ブラーナ」
ゲストダンサー決定!

待望の再演となるデヴィッド・ビントレーの「カルミナ・ブラーナ」のゲストダンサーが決定しましたのでお知らせします。

■運命の女神フォルトゥナ:ヴィクトリア・マール
■神学生3:ロバート・パーカー

「カルミナ・ブラーナ」は2005年に初演され大好評を得た作品で、新国立劇場バレエ団と2010/2011シーズンより芸術監督に就任するデヴィッド・ビントレー氏が出会った記念すべき作品でもあります。
当作品は3人のオペラ歌手、新国立劇場合唱団と新国立劇場バレエ団が共演する豪華な舞台でもあります。
ぜひご期待ください。

photo by Andrew Ross

photo by Andrew Ross

 

◎ヴィクトリア・マール

エルムハースト・バレエ学校、英国ロイヤルバレエ学校で学び、1996年にバーミンガム・ロイヤルバレエに入団。 98年にファースト・アーティスト、2003年にソリスト、08年にファースト・ソリストに昇格する。「白鳥の湖」のポーランドの王女、「眠れる森の美女」の美しさの精、カラボス、「くるみ割り人形」のアラビアの踊り、デヴィッド・ビントレー振付の「ホブソンの選択」のアリス・ホブソン、「ジゼル」のウィリの女王、「シェークスピア組曲」(ビントレー振付)のデスデモーナ、「くるみ割り人形キャンディ」の金平糖の精、「カルミナ・ブラーナ」のフォルトゥナ、ローストスワン、「エリート・シンコペーション」のベセナ・ワルツ、ジ・アラスカン・ラグ、「ダンテ・ソナタ」の光の子供2、「チェックメイト」の黒の女王、「ナイン・シナトラソングス」の‘ワン・フォー・マイ・ベイビー’、「ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト」の‘アリア I’,「アレグリ・ディヴェルシ」、「コンチェルト・バロッコ」、「楽園への道」、トワイラ・サープ振付の「イン・ジ・アッパー・ルーム」、「トワイライト」、その他ハンス・ファン・マーネン振付作品を踊る等、レパートリーは多数に及ぶ。彼女のために創られた役としては、「美女と野獣」(ビントレー振付)のフィエールがある。

◎ロバート・パーカー

ハル生まれ。英国ロイヤルバレエ学校で学んだ後、1994年にバーミンガム・ロイヤルバレエに入団。96年、コヴェントガーデン劇場で上演された「カルミナ・ブラーナ」の神学生2を演じて高評を得、注目を浴びる。カリスマ的存在感とエネルギッシュなダンスで、デヴィッド・ビントレー振付の「シェークスピア組曲」のハムレット、「アーサー王」(ビントレー振付)のアーサー、モルドレッド、「美女と野獣」(ビントレー振付)の野獣、キム・ブランドストラップ振付の「プルチネラ」、「シラノ」(ビントレー振付)のタイトルロール等多数を演じ、頭角をあらわす。アシュトン振付の「二羽の鳩」の若者、マクミラン振付の「ロメオとジュリエット」のロメオ、「十番街の殺人」のダンサー、トワイラ・サープ振付の「イン・ジ・アッパー・ルーム」等幅広いレパートリーを持ち、99年にプリンシパルに昇格。可能性を広げるために1年間活動休止し、航空産業界へのキャリアを経て、2008年に同バレエ団に復帰した。

 

■出演日程

【フォルトゥナ】
ヴィクトリア・マール(1・3日)
湯川麻美子(2(マチネ)・4日)
小野絢子(2(ソワレ)・5日)

【神学生1】
グリゴリー・バリノフ(1・3日)
吉本泰久(2(マチネ)・4日)
福岡雄大(2(ソワレ)・5日)

【神学生2】
八幡顕光(1・3日)
福田圭吾(2(マチネ)・4日)
古川和則(2(ソワレ)・5日)

【神学生3】
ロバート・パーカー(1・3日)
芳賀 望(2(マチネ)・4日)
山本隆之(2(ソワレ)・5日)

【恋する女】
さいとう美帆(1・3日)
高橋有里(2(マチネ)・4日)
伊東真央(2(ソワレ)・5日)

【ローストスワン】
本島美和(1・3日)
寺島まゆみ(2(マチネ)・4日)
川村真樹(2(ソワレ)・5日)


撮影:瀬戸秀美