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2009年9月8日

9月7日(月)若杉弘さんお別れの会が行われました

「若杉弘さんお別れの会」が、9月7日(月)、新国立劇場中劇場で行われ、約1200人の方々が参会し、ステージ上の祭壇に献花して、永遠の別れを惜しみました。

新国立劇場運営財団遠山理事長と、新国立劇場初代オペラ芸術監督の畑中良輔氏が世話人代表としてご挨拶し、来賓の玉井日出夫文化庁長官、三浦朱門日本芸術院長、友人代表として演出家の栗山昌良氏がお別れの言葉を、そして奥様の若杉羊奈子さんがご挨拶をなさり、故人をしのびました。

続いて特別映像「若杉弘さんを偲んで」が上映されました。1997年の新国立劇場開場記念公演、ワーグナー『ローエングリン』の前奏曲を指揮される映像とともに、『軍人たち』のカーテンコールなど、新国立劇場でのご活躍のシーンが紹介されました。映像が終わると場内からは自然と大きな拍手が起こり、あらためて偉大なマエストロの死を惜しみました。

音楽関係者をはじめ、若杉弘さんにゆかりの各界の関係者多数や、オペラ愛好家の方々に続き、まもなく9月20日に始まる、若杉弘前芸術監督企画の最後となる2009/2010シーズン開幕のオペラ『オテロ』の出演者などが献花を行い、哀悼の意を表しました。

世話人代表挨拶をする遠山敦子理事長

世話人代表挨拶をする畑中良輔氏

 

ご挨拶をされる奥様の若杉羊奈子氏

 

新国立劇場入口に掲げられたご案内

思い出の写真展示で在りし日を偲びました