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2007年1月24日

バレエ「白鳥の湖」へのお客様の声

バレエ「白鳥の湖」(2006年11月)公演アンケートにお寄せいただいたお客様の声をご紹介いたします。

○ご覧いただいた公演はいかがでしたか。
 90.2%のお客様から「良かった」以上の声をいただきました。詳細は以下のとおりです。
 「特に良かった」46.0%、「良かった」44.2%、「普通」8.8%、「あまり良くなかった」1.4%、「良くなかった」0.5%

公演記録はこちら

 

○ご意見・ご感想より(ご掲載をご許可いただいたものよりご紹介いたします。)
 
 「ザハロワさんの舞が美しく、身の震える思いを何度も経験しました。オデットのバリエーションは本当に美しい。オディールに変わった時も、表情を妖しく舞う姿に鳥肌の立つ思いでした。王子とのパ・ド・ドゥも、もちろん素晴らしく、マトヴィエンコさんも大変良かったです。ただ、新しい演出はストーリーを読みにくく、4幕が長くなって、3幕の大技の後の余韻を楽しむには少し十分すぎるくらいでした。大変美しい舞台をありがとうございました。」(40代、男性)

 「まず、衣裳の美しさに目を見張りました。主役のザハロワ&マトヴィエンコも文句のつけようのない素晴らしいトップダンサーだと思います。牧版の「白鳥」は休憩が1回、少ないようですが、時間短縮でいいと思います。ザハロワの「白鳥」は新国立劇場では全て観ておりますが、今回が1番良かったと思います。ただ残念なのが『ライモンダ』に引き続き、王子役のウヴァーロフがキャンセルになったこと・・・。ぜひ、このペアでまた牧版の「白鳥」を見てみたいです(新しい衣裳も彼に似合いそうですし)。ラスト、オデットが人間に戻らないままで幕を閉じたのも正解だと思いました。」(40代、女性)

 「この度初めて新国立劇場の『白鳥の湖』を観させていただきました。なので、新制作ということですが以前との比較はできませんが、舞台装置や衣裳がとてもシックで美しく、先日観た『ライモンダ』の時と同様とても美しかったと思います。オデット/オディールのザハロワさんは本当に素晴らしいダンサーですね。彼女が新国立の舞台で度々踊ってくれるのを本当にうれしく思いますし、呼んでくださることにも感謝しています。急遽登板となったマトヴィエンコさんも好演だったと思います。
 そして新国立ダンサーさん、ソリストの方々、コールドの方々含めて本当にいつも素晴らしい舞台を観せてくださり感謝しています。特に、湯川さんの存在感はバレエ団に無くてはならない人という印象でしたし(ルースカヤ素敵でした)、大きな白鳥の川村さん、厚木さんもステキです!吉本さんの快復もお祈りしています。」(30代、女性)

 「とてもキレイでした。足や手などもとてもキレイだったところが印象に残りました。とても楽しく観ることができました。ありがとうございました。」(20歳未満、女性)

 「衣裳がとても素晴らしいです。(美しく上品ですが地味すぎない)
 白鳥に変えられてしまうプロローグと、1、2幕の間の幕が特に好きです。幕は湖畔からお城を眺めている白鳥になった気持ちがして、物語により入り込むことができますね。今回はオケも特に素晴らしかった。これからも大切に上演していってほしいです。」(30代、女性)

 「新国立劇場の公演は、今回初めて観せていただきました。『白鳥の湖』の最終日ということで、雰囲気も盛り上がりを感じました。一部の出演者の方は、個々に他の好演で観せていただいたことがありましたが、新国立劇場のダンサーの方々の公演は、またひときわ華やかで素晴らしいものを感じました。またぜひ拝見させていただきたいと思います!」(40代、女性)

 「はなさんも山本さんも素晴らしいの一言に尽きます。このペアが1日だけとは勿体ないと思います。日本が誇る黄金ペアであると改めて思いました。もっともっと共演の舞台が観たいです。」(20代、女性)

 「美しい構成、演出で見ごたえのある舞台だったと思います。そういう意味で非常に感動しました。特に、酒井はなさんが抜群に良くて、やっぱり新国立のスワンは酒井さんだと思いました。来年以降も期待大です。」(40代、男性)

 「今までの「白鳥」はもちろん“基本”といった感じで大好きでしたが、本作は装置の美しさ、踊り美しさ、ストーリ運びが整理されたところは、元の部分がきちんと残っているにもかかわらず、すっきりお洒落にまとまっていると思いました。2幕と3幕を続けた部分も違和感なく移り、切迫したイメージは高められたのではないでしょうか。皆さんの技術面の質の高さを改めて感じ、素晴らしいなぁと思いました。」(40代、女性)

 「衣裳と装置、特に衣裳は統一感あり、品格ありで、多分東洋人の肌や髪の色に合っているのでしょうか。とても素敵です。華やかさもあります。花嫁候補達の衣裳が異なるのも良いです。
 江本さんは踊りが大きく、サポートも上手でよかったです。今シーズン、主役があると思うのですが、期待しています。頑張ってください。八幡さんのピルエットの最後の1回転をゆっくり回れるコントロールの行き届いた技術は素晴らしい。他のダンサーのピルエットもそうあって欲しいです。「小さな4羽」の出来が素晴らしかったです。逸見さんも見るごとに上手になっている気がします。コールドの皆さんの上手さには毎回脱帽です。1人1人を絶賛します。」(40代、女性)