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2007年1月24日

バレエ「ライモンダ」へのお客様の声

バレエ「ライモンダ」(2006年10月)公演アンケートにお寄せいただいたお客様の声をご紹介いたします。

○ご覧いただいた公演はいかがでしたか。
 84.9%のお客様から「良かった」以上の声をいただきました。詳細は以下のとおりです。
 「特に良かった」39.8%、「良かった」45.1%、「普通」8.8%、「あまり良くなかった」4.9%、「良くなかった」1.3%

公演記録はこちら

 

○ご意見・ご感想より(ご掲載をご許可いただいたものよりご紹介いたします。)

 「素晴らしかった!!この一言に尽きます。愛が伝わってくるペアでした。寺島さんはまさに姫君でした。更に、成長過程が良くわかる表現でした。1、2幕はあどけなさが少々残る可憐な姫、3幕は風格・貫禄たっぷりの堂々たる姫で、鳥肌が立ちました。
 山本さんのノーブルさには毎度感激しております。また、表情豊かな点も魅力です。優しさと笑顔に溢れる「夢の場」から、相手をにらみつけながら猛然と斬りかかっていった決闘の場面への変わりようは見事と言うほかありません。片手リフトもさすが。
 アブデラクマンの冨川さんも好演でした。情熱的に求愛する姿が印象に残っています。 
 新国ダンサーで固められた本日の好演は非常にまとまりがあり、安心して観られました。」(20代、女性)

 「Act1のCodaはエネルギッシュでとても美しく上々の出来だと思いました。これが初日かと、とても思えません。」(40代、男性)

 「寺島ひろみのライモンダは、初演時と比べて一段と演技が深くなり、たおやかさの中にも一途にジャンを愛する心情が伝わってきた。山本隆之のジャン、冨川祐樹のアブデラクマンも役柄に合っていて、それぞれのバランスも良く、楽しめる舞台だった。コールドバレエの美しさはいわずもがな。これだけレベルの高い公演初日に空席があるのは残念。もっとPRすべき。ゲストに頼らずともクオリティの高い舞台を作れる事を証明してくれた初日だった。」(40代、女性)

 「初日らしいお出迎えにびっくり。もう少しお洒落してくればよかったかなと反省。でも、こういう心遣いはうれしいです。
 相変わらすコールドが美しくてうっとりします。男性陣はもう少し頑張ってほしいかな。
 寺島さん男前のライモンダでほれました。かわいらしいだけじゃない姫も素敵です。
 こちらの「ライモンダ」は大好きなので、来シーズンも上演してほしいです。楽しく幸せな気分で帰れます。オープニングにこの演目をもってきてくれてありがとうございました。」(40代、女性)

 「日本人男性の跳躍力等がかなり良くなってきている。」(50代、男性)

 「照明、衣裳、ダンサーの方々すべてがステキでした。絶対にまた来たいです。新国立劇場バレエ団が大好きになりました。次もまたステキな舞台見せてください!!」(20歳未満、女性)

 「以前から観たいバレエの1つだったのでとても楽しみました。ブルーを基調としたものがとても美しく心に残っております。演劇と違ってバレエは言葉のない演劇ですね。いかに我々にわかってもらえるか、またどこまで我々が理解できるか。このお互いの距離の度合いにより、楽しみ方も違うのでしょうね。とにかく、今日はとても満足な思いで帰れます。また観たいと思ってます。楽しい時間をありがとうございました。」(50代、女性)

 「ザハロワさんが良かった。格が違う。舞台が引き立ちます。第3幕の振付が素晴らしい。ピアノのソロで、ザハロワがダンスするなど個性的で観たことない。」(70代以上、男性)

 「舞台背景と衣裳がとにかく美しかったです。第1幕の貴族とコール・ド・バレエの薄いブルーのチュチュが特にきれいでした。コール・ド・バレエのフォーメーションが工夫されていて、縦2列、十字、斜め2列、半円と鮮やかに変わり、全くあきませんでした。ザハロワは期待通り見事な踊り、華やかそのものでした。コルスンツェフはジュテが高く、技術面の素晴らしさもさることながら、アームス特に手先がきれいでした。森田さん、スペイン人の本島さんも印象的でした。」(30代、女性)

 「初めてバレエの公演を観ましたが、とても良かったです。バレエの表現力や音楽がとても合っていて最高でした。機会があればまた観てみたいです。」(30代、男性)

 「『ライモンダ』を全幕で観るのは初めてだったので、とても新鮮でした。パヴレンコさんは以前から好きでしたが、しっとりとした踊りに感動。バレエ団の皆さんもレベルが高く、興味深い公演でした。衣裳も緑を基調とした森のイメージで舞台装置とのバランスも良かったと思います。」(20代、女性)

 「大好きな『ライモンダ』。初演時はキョロキョロしているうちに終わってしまい、少しはじっくり落ち着いて観る事ができましたが、まだまだ足りない!もっと観たい。
 山本さんは二役踊られて、別人になっていてびっくりしました。貴公子と、パワフルな男くさい役の違いの表現が印象に残りました。素晴らしい舞台ありがとうございました。」(40代、女性)

 「ライモンダ初日(10/5)も観たが、今日(10/9)のほうがずっと良い。ザハロワは、やはり素晴らしい。引き続き頻繁に出演して欲しいと思う。コールドバレエは今回もなかなか良かった。この演出なら米国に持っていけるのではないか。」(70代以上、男性)

 「夢のように美しいバレエでした。グラズノフの音楽に見事に合っていた振付、素晴らしいダンサーの踊り、色彩豊かな美術・・・。総合芸術としてのバレエを心ゆくまで楽しむことができました。このプロダクションが海外からの借り物ではなく、新国立劇場のオリジナルであることを、日本人として誇りに思います。これからも後世に残る舞台を期待しております。」(20代、男性)