オペラ「フィデリオ」
指揮者:ミヒャエル・ボーダー氏
ショートインタビュー

この作品はベートーヴェンの音楽が凝縮されています。
そこには “自由”と“愛”という感動的で
大きなメッセージが存在します。
是非、ご家族でご覧下さい。

2005年5月28日に初日を迎えるオペラ「フィデリオ」。
指揮者のミヒャエル・ボーダーにこのオペラの魅力を語っていただきました。

 

Q.指揮者のお立場から「フィデリオ」の魅力をお聞かせください。

A.「フィデリオ」の魅力は何と言っても、軽い部分から、チェンバーミュージック(室内楽)の様に集中的な部分や、交響曲第9番第4楽章の様に壮大な部分までと、様々な異なる音楽によって成り立っているということです。この作品は交響曲を一晩で5曲連続演奏するに等しいぐらい、ベートーヴェンの音楽が凝縮されています。

また、「フィデリオ」は、ご家族で楽しんで観ていただけるオペラです。この作品はモーツァルトの「魔笛」のように家族で楽しめるオペラとして、ドイツでは大変親しまれています。物語の内容は非常に単純です。そして、非常にパワフルで重要なメッセージが存在します。それは“自由”と“愛”という感動的で大きなメッセージです。<愛によって自由を手に入れる>といった考え方が、観衆の心に対してダイレクトに訴えかけてきます。是非、ご家族でご覧いただきたいと思います。

そして、ベートーヴェンの音楽はシンプルで明快です。伝えたいメッセージが非常に明確で一言で表現されています。音楽も曖昧な部分が全く無く、明確で率直に演奏されるべきだと思います。そして、全てが光輝いている音楽です。装飾は一切まとっていません。包み隠す部分も有りません。淀んだ部分や、闇に潜んだ部分も存在しません。ですから、真正面に向かい合ってこの作品を演奏したいと思っています。

■「フィデリオ」公演情報
チケットのお問い合わせ
新国立劇場ボックスオフィス:03−5352−9999

ミヒャエル・ボーダー氏は
オペラ「フィデリオ」のオーケストラを演奏する
東京フィルハーモニー交響楽団の第13回東京オペラシティ定期シリーズ
2005年5月26日(木)19:00開演 東京オペラシティ コンサートホール
にも出演されます。



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