2003/2004シーズンオペラ公演「鳴神・俊寛」
市川團十郎 オペラ初演出 決定!

新国立劇場オペラ2003/2004シーズン4作品目「鳴神・俊寛」(共催:二期会オペラ振興会 2004年1月30日初日)の演出家およびキャスト等が決定いたしました。 日本の古典に題材を求めたオペラ2作品、とりわけ市川家「家の芸」である歌舞伎十八番「鳴神」(1684年初演)を、市川宗家である市川團十郎(十二代目)自ら、西洋の伝統芸術であるオペラとして演出することは、オペラ界のみならず、多方面から反響と期待を呼び、大きな話題となることでしょう。
なお、公演概要については以下のとおりです。

公演名  :「鳴神」  (作曲・台本:間宮芳生)
       「俊寛」  (作曲:清水脩)
公演日程:2004年1月30日(金)、31日(土)、2月1日(日)
指 揮  :秋山和慶
演 出  :市川團十郎
キャスト :福島明也、甲斐栄次郎、佐々木典子、腰越満美、直野資、黒田博 他
管弦楽  :東京交響楽団

<新演出家・プロフィール>
市川團十郎
  歌舞伎俳優。十二代目市川團十郎。九代目市川海老蔵(十一代目團十郎)の長男として生まれる。1953年10月歌舞伎座にて市川夏雄と名乗り、「大徳寺」の三法師君役で初舞台を踏む。58年5月、歌舞伎座「風薫鞍馬彩」で牛若丸を勤め、六代目市川新之助を襲名。69年11月歌舞伎座「助六由縁江戸桜」助六、「勧進帳」富樫で十代目市川海老蔵を襲名。85年4月〜6月歌舞伎座を皮切りに、「勧進帳」武蔵坊弁慶、「鳴神」鳴神上人、「暫」鎌倉権五郎などを勤め、江戸歌舞伎最高位の名跡である十二代目市川團十郎を襲名。同年7〜8月のニューヨークでの海外公演に参加。その後88年オーストラリア、89年ヨーロッパでの歌舞伎公演にも参加している。元禄時代の歌舞伎復元を目指し、92年「成田山分身不動」(1703年初代團十郎作・主演)を290年ぶりに復活上演するなど、自主公演にも意欲的に臨む。98年には現代の義太夫狂言をつくろうと、自ら歌舞伎的演出を試みた「鶴賀松千歳泰平」を自主公演として上演し、さらに2002年9月新橋演舞場の本興行として上演。緩急の効いた展開に練り上げられ、難題に望んだ意欲作として高く評価された。NHK大河ドラマ「花の乱」足利義政など、テレビにも多数出演。98年芸術祭優秀賞、2000年第7回読売演劇大賞優秀男優賞、真山青果賞大賞等、受賞多数。平成の歌舞伎界を支え市川宗家として、今後の活躍がますます期待されている。 今回オペラ初演出となる。


このページのトップへ