新国立劇場からのお知らせ

喜志哲雄氏ご逝去の報を受けて

演劇評論家・翻訳家・研究者として長年舞台芸術の発展に貢献された喜志哲雄氏がご逝去されましたことに、謹んで哀悼の意を表します。新国立劇場では、氏が翻訳を手がけられたハロルド・ピンター作『温室』『誰もいない国』を上演いたしました。稽古場にも足をお運びいただき、作品制作に際して貴重な助言とご尽力を賜りました。


また、喜志氏には2011年4月から2012年3月まで理事を、2012年4月から2016年6月まで評議員をお務めいただきました。専門的なご見識とご支援をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。


喜志哲雄氏のご功績に深く敬意を表するとともに、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

公益財団法人新国立劇場運営財団


演劇『温室』(2012年)より
演劇『誰もいない国』(2018年)より