新国立劇場からのおしらせ

平成30年度 新国立劇場 研修所入所式が行われました


4月16日(月)、オペラ研修所第21期生(5名)、バレエ研修所第15期生(6名)、
演劇研修所第14期生(16名)の入所式がオペラ劇場ホワイエにて行われました。

最初に式辞として新国立劇場 尾﨑 元規理事長が「国内はもとより世界を舞台に飛躍して、我が国のオペラ界、バレエ界、演劇界を担う人材となってください」と新入生に対する期待を述べ、また、講師・関係の方々の日ごろからのご支援に感謝をしました。

続いて各研修所長が認定証を授与し、次のように語りました。

「オペラ研修所は開所から20年が経ち、節目の年を迎えました。オペラ歌手になるために必要なことは山ほどあります。大変なこともあると思いますが、ここで多くを学び、自分を磨き、全てのめぐりあわせを大切に、華のあるオペラ歌手となれるよう、充実した3年間にしてください。」(永井和子オペラ研修所長)

  

個性のあるダンサーになるためには、基礎をまず体にたたみこむ必要があります。

そのためには繰り返し繰り返し体で覚えなくてはなりませんが、先生の言葉を一回ずつ新たなフレッシュなものとして受けとめ、刺激を受け感動したときに、本当に自分のものになっていきます。

これからの2年間たくさんの刺激をうけ、感動する気持ちを、持ち続けてください。

  (阿佐美バレエ研修所長)

  

「俳優という仕事は人間を考える仕事だと思ってください。良い俳優、自立した俳優になるために、24時間365日、好奇心をたくさんもって努力し続けてください。」(宮田慶子演劇研修所長)

  

その後、宮田亮平文化庁長官より「『社会生活は日々これ戦い、日々これ苦難。その時に心が動揺するかしないかは、信念の有無で決まる。松下幸之助の言葉です。信念を胸に羽ばたいてください」とご挨拶されました。

また木村直樹日本芸術文化振興会理事より「限られた研修期間を有意義に過ごし、国内外の舞台で観客の皆様に夢と感動をもたらす舞台人として成長できるよう、期待しています。また、平成28年度に創設されたオペラ研修生への支援『ANAスカラシップ』が、今年4月よりバレエ研修生へも拡充されましたことを、大変ありがたく、喜ばしく思っております。」とのお言葉をいただきました。


これを受け、ANAホールディングス篠辺 修 取締役副会長より、オペラ研修所20期生(5名)とバレエ研修所14期生(6名)に
ANAスカラシップ」の認定証が授与され、「元ANA社員で宇宙飛行士の大西卓哉氏の講演で、『訓練でできなかったことは本番でもできない。』『本番と思ってやらない訓練は意味がない』という言葉がありました。辛いことも楽しいことも、全ての研修に全力で取り組み、日本を代表し世界に羽ばたくプロフェッショナルを目指してください」と励ましのお言葉をいただきました。

    

次に入所生の自己紹介が行われ、各研修所の新入所生が今後の研修生活に向けての抱負を語りました。

また、在所生からは三研修所合同の歓迎パフォーマンスが披露されました。


オペラ研修生、演劇研修生は3年間、バレエ研修生は2年間にわたり、国内外で活躍する一流の講師陣による実習や講義のほか、新国立劇場の研修公演に出演するなど、多様なカリキュラムに取り組みます。

新国立劇場から誕生する、次代を担うオペラ歌手、バレエダンサー、俳優にご期待ください。


最前列左より、中島常務理事、中村常務理事、藤原文化庁文化部長、木村日本芸術文化振興会理事、宮田文化庁長官、尾﨑理事長、
ANAホールディングス 篠辺取締役副会長、永井オペラ研修所長、牧バレエ研修所長、宮田演劇研修所長、永田研修主管