新国立劇場からのお知らせ

新国立劇場 次期オペラ研修所長について


2014年4月1日付で、オペラ研修所長に永井和子が就任することになりましたので、お知らせいたします。


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永井 和子(ながい かずこ)

岡谷市出身。国立音楽大学附属音楽高校卒業。国立音楽大学及び同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。文部科学省在外派遣員としてジュネーヴに於いて研鑽を積む。

第19回民音コンクール第1位、第1回グローバル東敦子賞、第15回ジロー・オペラ賞、第2回村松賞等受賞。ジュゼッペ・シノーポリに抜擢され「蝶々夫人」のスズキ役でヨーロッパデビューをする。我が国を代表するメゾ・ソプラノの一人として幅広い活躍を続けているが、殊に「蝶々夫人」スズキ役は持ち役としての評価が高く、2005年コスタリカ公演でも熱狂的な成功をおさめた。又、コンサート歌手としても安定した歌唱と多彩なレパートリーを持つ貴重な存在である。特に、團伊玖磨の「マレー乙女の歌へる」の初演は、深く記憶に刻まれている。東京藝術大学教授、国立音楽大学客員教授、二期会会員、日本演奏連盟会員。