新国立劇場からのおしらせ

マンスリー・プロジェクト3月 トークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」をふりかえっての募集を開始いたしました!


来る2月23日(日)に行われるマンスリー・プロジェクト2月トークセッション「戯曲翻訳の現在 Ⅱ」では、Try・Angleシリーズの翻訳家も全員参加し様々なトークを繰り広げる予定ですが、その興奮冷めやらぬ中3月1日にはTry・Angleシリーズ総集編として、"トークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」をふりかえって"を行います!

  

そもそもシリーズ・タイトルである「Try・Angle」は造語であり、三人の演出家、挑戦、演出家としての視点、視線の角度などを合わせて、三角形にかけたものです。

この記事では、終演している二つの作品の演出家、小川絵梨子氏と森新太郎氏のコメントをピックアップしたいと思います。

  

「わりと、ポンポン進むテンポの速い会話劇だし、ウィットに富んだコメディだったりするところがあるので、今回は、背伸びせずに、自分が素直に「おもしろーい!」って思えてるんです。かといって、音楽の力だったり、芸術の力だったり、それぞれの葛藤だったりがあって、非常にウェルメイドって言ったら言葉が簡単過ぎるかもしれないですけど―最後はもちろんシビアで。そういうものが自分は好きだったんだということを、改めて気づかせてもらえました。そこの良さを、質良く上品に、そしておもしろくできたらいいなと思っています。もちろん人間をちゃんと描くとか、ストラクチャーを、ちゃんと立ててきてもらうとか、そういうことは外してはいけないんだけれども、自分が自分に囚われていたところを、少し解放させてもらえたと思っています。」小川絵梨子(『OPUS/作品』プログラムより)

  

「エドワード二世に関しては、イギリス人にとっては詩的な台詞の詰まった芝居だとか、マーロウの作品のなかでも有名なものらしいとかを聞いていて、興味はもっていました。でも、実際に読んでみると、リアリズム演劇ほど丁寧に書かれていないので、最初のうちはどことなく幼稚で平坦に感じ、これが物語として本当に成立するのか?と危惧したんですが、稽古をしていくうちに、その書かれ方の荒っぽさが、舞台でしか遊べないような、隙というか自由度になってきました。そうすると、どんどん起伏を作り出していけて、説明されていない事柄が多い分、俳優さんたちと、ああだ、こうだとそうした隙間を埋める作業が面白いんですよね。(...)意外に、伏線がちゃんと書き込まれていることも分かってきたし。今になって「マーロウ、めちゃくちゃ頭いいな」と(笑)。無駄に思えていた台詞は僕が読み取れてなかっただけで、実際稽古で立ってみると、あの一言が意味をなしてくる(...)」森新太郎(『エドワード二世』プログラムより)

  

上記コメントの一端では、作品に対して演出家がどのように考え、どのように作品と向き合っていたのかを垣間見ることができます。

今回のトークセッションに先立ち同演出家が集結した2013年9月のトークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」は、小川絵梨子氏の『OPUS/作品』が公演が始まったばかりという頃に行われました。

当時はあまり語られなかった三人の演出家の「自身が演出した作品を通した視点」「お互いの作品をどう感じたか」といったそれぞれの思い

2月19日から上演される『アルトナの幽閉者』を演出する上村聡史氏を含め三人は、どのような視点で作品を捉え、どのような思いで作品を作りあげていったのか。

今回はそんなそれぞれの演出家がTry・Angleシリーズにかけた「思い」を作品をふりかえりながら語りあいます。

※2013年9月のトークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点-」の様子は、文中のタイトルをクリックでご覧いただけます。

   

<開催日程>

トークセッション 「Try・Angle-三人の演出家の視点-」をふりかえって

2014年3月1日(土)7:00

出席者:小川絵梨子

    森 新太郎

    上村聡史

聞き手:宮田慶子

会場:小劇場←劇場内の様子はこちらをクリック!

※Googleストリートビューにて劇場内の様子をご覧いただけます。

参加費:無料

応募期間:2/4(火)~2/27(木)

※応募期間を2/27(木)に延長いたしました! 

★お申込みはこちら★

※1プロジェクトにつきお一人様1回の応募とさせていただきます。

※ご参加には事前申し込みが必要です。

※やむを得ない事情により、企画内容・日程・出演者等が変更になる場合があります。

   

   

マンスリー・プロジェクトは、4シーズン目にはいり、ますます多彩、さらに充実!

入場は無料!皆様をお待ちしています!

新国立劇場でしか聞けない演劇講座にトークセッション、そして参加型のワークショップも2回と充実、リーディング公演も見逃せません。

演劇公演をより楽しんでいただくために、お気軽にマンスリー・プロジェクトへお越しください!

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※当初予定しておりましたリーディング公演「秋元松代作品」よりは、本プロジェクト "トークセッション「Try・Angle-三人の演出家の視点」をふりかえって"に変更となりました。

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お問い合わせ:新国立劇場情報センター「マンスリー・プロジェクト」受付係 電話03-5351-3011(代)