研修所ニュース

新国立劇場 次期演劇研修所長について

2016年4月1日付で、演劇研修所長に宮田慶子が就任することになりましたので、お知らせいたします。


宮田 慶子(みやた けいこ)

1980年、劇団青年座(文芸部)に入団。83年青年座スタジオ公演『ひといきといき』の作・演出でデビュー。翻訳劇、近代古典、ストレートプレイ、ミュージカル、商業演劇、小劇場と多方面にわたる作品を手がける一方、演劇教育や日本各地での演劇振興・交流に積極的に取り組んでいる。公益社団法人日本劇団協議会常務理事、日本演出者協会副理事長。主な受賞歴に、94年第29回紀伊国屋演劇賞個人賞(青年座『MOTHER』)、97年第5回読売演劇大賞優秀演出家賞(青年座『フユヒコ』)、98年芸術選奨文部大臣新人賞(新国立劇場『ディア・ライアー』)、2001年第43回毎日芸術賞千田是也賞、第9回読売演劇大賞最優秀演出家賞(青年座『赤シャツ』『悔しい女』、松竹『サラ』)など。上記以外の主な演出作品に、青年座『ブンナよ、木からおりてこい』『妻と社長と九ちゃん』『をんな善哉』、松竹『愛は謎の変奏曲』『恋の三重奏』『ガブリエル・シャネル』、ホリプロ『ノイゼズオフ』『エレファントマン』『ペテン師と詐欺師』、パルコ『ふたたびの恋』『LOVE30』など。新国立劇場では上記『ディア・ライアー』のほか、『かくて新年は』『美女で野獣』『屋上庭園』を演出。2010年9月に新国立劇場演劇芸術監督に就任。その後、2010/2011シーズン『ヘッダ・ガーブレル』『わが町』『おどくみ』、2011/2012 シーズン『朱雀家の滅亡』『負傷者16人─ SIXTEEN WOUNDED─』、2012/2013 シーズン『るつぼ』『長い墓標の列』『つく、きえる』、2013/2014 シーズン『ピグマリオン』『永遠の一瞬─ Time Stands Still─』、2014/2015 シーズン『三文オペラ』『海の夫人』。2015/2016シーズン『パッション』『「かぐや姫伝説」より 月・こうこう,風・そうそう』。また、オペラ部門では『沈黙』(12・15年)を演出。

開所時より演劇研修所サポート委員を現在まで務めている。