メッセージ

新国立劇場 演劇研修所長 宮田 慶子

演劇研修所は、明晰な日本語を使いこなし、柔軟で強度のある身体をそなえた次代の演劇を担う舞台俳優の育成を目的にしています。国内外で活躍している演出家や俳優教育の専門家を軸とする講師陣によってヴォイス、ムーブメント、歌唱、アクティング、日本舞踊、ダンスなど俳優として必要な基礎的実技の訓練に加え、朗読劇や試演会、修了公演など実践的で総合的なカリキュラムが組まれています。研修期間は3年間で、西新宿にある「芸能花伝舎」内の専用スタジオでレッスンを行っています。

近年、韓国国立劇場研修所との交流も始まりました。修了生は新国立劇場主催公演をはじめ数多くの舞台に出演しています。

皆様の温かいご支援を心からお願い申し上げます。

プロフィール

1980年、劇団青年座(文芸部)に入団。83年青年座スタジオ公演『ひといきといき』の作・演出でデビュー。翻訳劇、近代古典、ストレートプレイ、ミュージカル、商業演劇、小劇場と多方面にわたる作品を手がける一方、演劇教育や日本各地での演劇振興・交流に積極的に取り組んでいる。公益社団法人日本劇団協議会常務理事、日本演出者協会副理事長。紀伊国屋演劇賞個人賞、芸術選奨文部大臣新人賞毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞など受賞多数。新国立劇場では『ディア・ライアー』などを演出。2010年9月に新国立劇場演劇芸術監督に就任。その後、『ヘッダ・ガーブレル』『わが町』『おどくみ』『朱雀家の滅亡』『負傷者16人─ SIXTEEN WOUNDED─』『るつぼ』『長い墓標の列』『つく、きえる』『ピグマリオン』『永遠の一瞬─ Time Stands Still─』『三文オペラ』『海の夫人』『パッション』。また、オペラ『沈黙』(12・15年)を演出。