演出:白井晃

1983〜2002年まで「遊◎機械/全自動シアター」を主宰し、俳優・演出家として人気を博す。劇団活動を経て、現在はストレートプレイからオペラ演出まで、さまざまな舞台に活動の場を広げている。94年に演出した『ラ・ヴィータ』が文化庁芸術祭賞を受賞、また01年の舞台演出活動全般と、02年『ピッチフォーク・ディズニー』『クラブ・オブ・アリス』で、第9回・第10回の読売演劇大賞優秀演出家賞を連続受賞。05年、『偶然の音楽』で平成17年度湯浅芳子賞(脚本部門)受賞。主な演出作品に、『ムーン・パレス』『宇宙でいちばん速い時計』『音楽劇 ファウスト』『銀河鉄道の夜』『星の王子さま』『ルル〜破滅の微笑み〜』『血の婚礼』『三文オペラ』『偶然の音楽』『ピランデッロのヘンリー四世』『中国の不思議な役人』『エドワード・ボンドのリア』、オペラ『オテロ』、『ジャンヌ・ダルク』『幽霊たち(Ghosts)』などのほか、新国立劇場では『うら騒ぎ/ノイゼズ・オフ』『混じりあうこと、消えること』がある。