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演劇「焼肉ドラゴン」が初日を迎えました


演劇「焼肉ドラゴン」が初日を迎えました。

 

新国立劇場ではこの3月より、シリーズ「鄭義信 三部作」と題して、劇作家・鄭義信が日本の影の戦後史をテーマに新国立劇場のために書き下ろし、初演・再演で大反響を得た三作品を一挙再演いたします。

 

その第一弾が、高度経済成長に踊る1970年代の関西を舞台に、在日コリアン一家の悲喜劇を描く「焼肉ドラゴン」です。一家が営む焼肉屋とそこに集う人々のドラマが生き生きと涙あり笑いありで描かれ、2008年の初演、11年の再演ともにスタンディングオベーションとなる熱狂的な支持を受けました。

 

今回はキャストをほぼ一新してのニューバージョンでお届けします。舞台上から漂う焼肉の匂いや、アコーディオンの楽しくも切ない音色はそのままに、「焼肉ドラゴン」新装開店です。新しく生まれ変わる名作にご期待ください。

 

(右より)ナム・ミジョン、ハ・ソングァン

 

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舞台模型(美術:島 次郎)
初日公演後の楽屋にて、左より宮田慶子演劇芸術監督、鄭義信氏